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2004.12.01
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この本は、「アジアパー伝」シリーズと同じく、漫画家西原理恵子の夫、鴨ちゃんが文章を書き、妻の西原がそれに関係あるような無いようなカットを1枚入れると言う二人のコラボレーションでなりたっている。

他の作品も皆そうだが、この文章の内容と関係あるような無いような、いや多くの場合全然関係ないように思えるけど、それでもやっぱりこのイラストが無いとこの本は面白くないなあと言う絶妙の距離感を西原は見せている。

しかしながら、この二人のコラボレートも、残念ながらこれで最後かも知れない。
ご存じのように、この二人は正式に離婚したらしいのである。

この本の後半部では、その離婚に至までの顛末も記されている。その部分は辛く悲しい。
西原に言わせると、と言うか西原が精神科医に相談したところによると、この二人は「共依存」と言う関係になるらしい。

これはアルコール中毒の研究から出てきた精神医学的用語だが、依存者の世話をする事を生き甲斐にし、それにより依存者を支配しようとする依存症と言うことになる。分かりやすく言えば、お酒を飲んで暴れた人の後始末をしたり、迷惑をかけたひとに誤りにいったりする事にハマってしまう事だ。そうなると、二人の依存はますます混迷を深めていく・・と言うことになるらしい。

「一緒に居ても駄目になるばかりなの、添え木が2本よりかかっているだけなの」
そんな西原の言葉で彼は離婚を決意する。

添え木が2本か・・。
それでも、2本で支え合っているなら良いんじゃないかなと素人の僕は思う。1本だけで立てない人だっているはずなのだ。

前から何度も書いたけど、僕は鴨ちゃんが好きだ。
まあ、こんな人が家族にいたら確かに困ると思うけど、それでも憎めないだろうなあと思う。
鴨ちゃんの目線とか視線が好きなのだ。

今置かれている環境は全然違うけど、僕は心の奥底では多分鴨ちゃんに似ていると思う。
最後の出口、表現型が異なるだけだと思う。

どこまでも転がって行きそうな鴨ちゃんに、一発気合いを入れてくれるのが西原だったと思うけど、彼女が居なくなった今、鴨ちゃんはどこへ行ってしまうのだろう?

同じように、鴨ちゃんの書く文章の、アクセントになっていた西原の絵が無くなってしまうのかな?
残虐に人を恐れさせたのと同じタッチで人を泣かせる西原って本当に天才だと思う。



今回一番心に残ったカット





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Last updated  2004.12.02 00:32:34
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