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カテゴリ:読書、映画、テレビなどのこと
今夜はスポーツドリンクの蘊蓄でも書こうと思っていたけど、さっきみたERがあまりに凄まじかったので、今夜はその話しを中心に。
現ER部長のドクター・ロマノは、その辛辣な口調と爆発的なメスさばきで、ロケットロマノの呼び名を持つ外科医だ。 彼は前シリーズのIX集で(現在はシリーズX)、患者を移送するヘリコプターに乗り込もうとしたときに、誤ってプロペラに利き腕を切断されてしまう。 治療によっていったんはくっついた腕だが、感染症による増悪で結局は切断して現在は義肢を装着、そのために本業の外科としての仕事はままならず、ますますその口調は毒を含み、みんなの嫌われ者になっていた。 感謝祭の祝日、ヘリで転院するVIP患者の忘れ物を届けようと屋上に出てヘリを見たとき、彼の脳裏にはその悪夢の瞬間が蘇り彼は急性のパニックに陥る。慌てて外へ走り出て呼吸と整えてやっと落ち着いた彼。 ここまでなら、普通に「お~PTSDになってるのね」と言う話しだったけど、悲劇はそれでは終わらない。 飛び立ったヘリが強風に煽られて旋回し屋上に墜落、飛び散った破片が見送っていた救急隊員の背中に突き刺さる。そしてそのヘリはそのまま炎上爆発し、2階の内科病棟を火の海にしながら下の地面へ墜落。その墜落したヘリの下にはドクター・ロマノが・・。 落ちたヘリに乗っていた人、巻き込まれた人、2階の内科病棟の患者達、大勢の人が死亡し、瀕死になり、その中で懸命に治療を続けるスタッフドクター達。 ある者は死亡し、ある者は手術室へ送られ一命を取り留め、そこには様々な愛憎劇が生まれていく。 悪夢のような慌ただしい1日が終わり、ようやくほっと胸をなで下ろすERスタッフ達。しかし、ヘリの下敷きになったロマノの死体はまだ見つからず、彼が事故に巻き込まれたことに未だ誰も気づいていない・・。 次週は「去りし者」と言うタイトルだから、ロマノの追悼をメインに話しは進むのだろう。 話しの展開の早さ、その展開の予想のつかなさ、表現のリアルさから「このドラマ怖すぎる~」と配偶者が言うのも納得。 俳優の人気に頼った同名の日本のドラマなんか比較するのもおこがましいと思うし、今日の展開や派手さは下手な映画より凄いと思う。放映時間は45分だが、その何倍ものドラマを見た感じだ。 NHKのサイトって、なんでこんなに情けないの~と思うけど、一応公式サイトがあるので・・。 シリーズ最初から見ていなくても十分に楽しめる内容なので、まだ見たことないひとは是非! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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