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カテゴリ:読書、映画、テレビなどのこと
しかし、暑いんですけど・・。
今日の午後のフリータイムはプールを止めて久々に映画へ行った。 「徳島で見れない映画を見る会」と言うのにもう10年以上入ってる事は以前からなんどか日記に書いたけど、今日もその例会だった。 何のこっちゃと言う会の名前だけど、要するに知名度はあるのに、メジャーな配給で無いために徳島で見れない映画を自主上映しようと言う会だ。 今までに何度も感動する映画をここで見た。 最近(と言ってもかなり前だけど)の映画では、「月はどっちに出ている」「初恋の道」とかこの前の「約束の旅路」も良かった。 今日の作品はこれ 4カ月3週と2日 2007年のカンヌ映画のグランプリ作品である。 例えこういう賞を取った(これだけじゃなくて、色んな賞を総なめ状態)映画でも、徳島のような地方じゃ「相棒」やら「ポケモン」の方が人気があって上映の予定が無い訳ね。 とまあ、映画の前宣伝を見て多分の期待を持って行ったのだが・・・. う~ん、ようわからん映画だった。 いや、分からんことはない。分かりやすい映画なんだけど。 これがカンヌグランプリ??ワシの感性はもう世間じゃ通用せんのか・・とか? 思ってしまったのよ。 別に配偶者様のように、分かりやすくて勧善懲悪であとに何も残らずスッキリなのが良いと言うつもりはない。やるせなさや不条理感が残る映画だって構わない。 こっちへ何かを投げ出されて、後で落ち着かない気分になる映画だって好きだ。 要するに自分の中へ何かが残るような映画であれば良いのだ。 チャウシェスク政権末期のルーマニア。 産めよ増やせよ政策の元、中絶が禁じられ違法行為となっている世の中で、禁じられた堕胎行為を闇で受けようとするルームメイトの女性を支えようとする女性の話は、確かに息詰まる緊張感や、すさまじいまでのリアリティはあるんだけど、何か映画の余韻という物がない。 まあ、それは終わり方にもよるんだろうけど。 何とか無事に中絶が終わって、ルームメイトとホテルのレストランで二人で向き合って安堵している?ところでこの映画は終わるんだけど、いきなり画面が暗転してブツっと言う感じで終わるのよ。こちらは、あれ??フィルムの入れ替えでもするのかしら?なんて思っていた訳さ。せめて二人が段々と遠景になっていって、そこへエンドクレジットが出て終わり(そういうのもこの映画ではなかった)として欲しい。 ずっと前にも、フランス映画だったか、イタリア映画だったか・・この会で見た映画で、ラストがいきなりブチっと終わって、え???と思ったことがあった。 ヨーロッパ人はこんなの好きなんですかね? ま、何とも言えない映画だったわけで、泳ぎに行った方が良かったのかしらなんて思っている。 誰か見た人、またご意見ください。 来月の例会は、イギリス映画の「つぐない」こちらの方が面白そうな気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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