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February 18, 2009
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カテゴリ:カテゴリ未分類
学校へ行くようになったら英語ばっかりになってしまうかもしれないが、
今の所ブル之助はバイリンガルだ。

「この人には日本語で言っても通じないな。」と分かるようになって、
電話で話している時に横からわたしが「**って言いなさい。」と言えば、
相手に応じて英語で言ったり日本語で言ったりする。

その日に有った英語での出来事や英語の本の内容も、
つっかえながらではあるが、わたしに日本語で説明出来る。

二ヶ国語に囲まれての生活を苦ともしていないんだなあ、と思う反面、
やっぱり難しいのだな、と実感させられる事も有る。

例えば、日本の英語学習者が最初に納得出来ない前置詞。
これを、間違う、間違う。

"You can barrow with it."
"What are you cooking about?"

言いたい事は分かるんだけど、惜しい。


ブル之助が話始めた頃、ブルルが簡潔に話そうとするあまり、

「First, you eat dinner, and then, apple, okay?」

とか、
なんだかアミーゴっぽい英語で話していた後遺症か?

南部の家庭では「Yes,ma'am」とか「No, sir.」と答えられれば
瞬時に良い家庭でしっかり育てられていると思われる趣きが有るようで
(独断です)
大人と話す時はきちんと受け答え出来るように、
特に男児がレディーとお話する時は、気を付けるように育てられる。
(こんなに簡単で高ポイントな芸(?)は日本では無いであろうと思われる。)

そこで困るのが、ぽっちゃりしていて髪の長い男性とか、背の高くてショートヘアの女性。
「テストしに現れた?」かと思う。
ブル之助にそういう人が気軽に話しかけて下さる度、母は心臓が縮む。
「ママ、この人はYes,ma'am?」なんて訊いてくる時すら有る。本人の目前で!

HeとSheがまだ完璧でなくて、わたしですらHeと呼ばれる時が有る。
「あの人」で済んでしまう日本で育ち、そういう概念の無い日本人に難しいのは納得出来るけれども、
アメリカで生まれた子にも難しいのか、と思うと、
なんだか英語習得の苦労を分かち合うようで、笑える。

過去形もまだ怪しい。
"I waked uped"
"We was reading."とか。

三単現のSも怪しいので、それが一緒に出て来ると
"You was eating that, but he don't like that.”とかになったら、
何故かアンクルトムの小屋を思い出す。

それより、「あなた日本人?」と言いたくなる間違いだ。

そうかと思うと、「Th」の音と「F」が入れ替わって
"May I have あられ thirst?(first)"とか、
親のわたし達は「何言ってるの、先にご飯全部召し上がれ。」と言うべきなのに笑ってしまう。

ブルルに訊けば、「Th」と「F」を発音し間違うのはアメリカの子供には良くあるそうだ。

ブルルとわたしは英語で話すので、食事中笑いながら話していたら
仲間に入りたいと思うようで、最近は咳払いをして
「えへん、えへん、・・・One day, I was a baby。Were you a baby, too, daddy? Babies cry and eat with their hands.They also poopoo in their diapers.」なんて語り始める。
先日スーパーでこれをやって、横のおばあさんが涙を流して笑っていた。

「One day, I was a baby」と
「What is your favourite toy? Colour? Animal?Invention?」
「Do people eat ***?」(絵本により**はかばさんだったりわにさんだったりひとでだったり。わにが食べられるなんて知りませんでしたわ。
中国ではひとでを揚げて食べるのをテレビで見たけれど。)
が、近頃彼のお気に入りの質問で有る。

先日「One day, I was a boy・・・。」と言うので、
これには慌ててブルルが「今も男の子でしょっ!」と反応した。

日本語に関しては、相変わらずインプット量が英語に劣るので語彙も劣る。

以前までは、わたしは何がなんでもブル之助と日本語で話そうと思っていたので、
何かの意味を訊かれても、例えそれがブル之助に英語で言えば知っている名詞でも、
彼に分かるような語彙を駆使して説明しようとしていた。
が、頭の回転の少し速くなった彼には、途中で面倒になってしまうようで、
「ママ?何ママ?何?」と、とっても葛藤を顔に表して催促するので、
一度説明して分からない場合で、英語で言えば一瞬で分かるような場合は、英語を使っている。

特に、人名、地名を日本語風に言うと混乱するようなので、このような事が多い。

ふと、わたし自身の日本語が、
日本語の中に英語の名詞が入る場合にそこだけ英語発音になるような、
一昔前の日本人移民の日本語に、一歩近づいてしまったような気がする・・・。

その内
「子供をドロップオフして・・・」「わたしはアップセット」とか
そんな日本語になってきたらどうぞ叱って下さいませ。


便利な事も有る。
延々と「なんで?」「Why?」「何?」「What?」と堂々巡りに陥る日常なのだが、
「これなあに?」
「それはライオンさんよ。」
「なあに?」
「Lion」
「なんで?」
「ライオンさんよ。」
「ふ~ん・・・。」(納得)

なんとなく、日本語と英語で繰り返すだけで丸め込めるので便利だ。

ブル之助の日本語に関しては、
「Yes」「No」がやはり難しいようで、これはわたしも日本語って難しいなあと再認識させられる。

例えば
「ブル之助、出掛ける前にお手洗い行きなさい。」
「結構です。」
と言うような頓珍漢なやり取りは前にも書いた。
近頃「?」と思うのは
「ブル之助、今日はデザートにぶどうが有るよ。」
「いいよっ!」

え?

「ブル之助、ご本読んであげようか?」
「いいよっ!」

この「いいよっ!」と凄く嬉々と言うので「はい」と言う意味なのだろうけれど、
「結構」ばっかり言っていた子が言うと「要らないの?」とも解釈出来る。

「No」に関しては、
これくらいの子供は、日々の予定も自分の嗜好が通らないし、
せめて自分の自由の利く事と言えば返事で「No」と言ってみるくらいだから、
良く「No」と言うのだと読んで、とても納得した。

これを、ブル之助は「違うよ。」と言う。

「ブル之助、もうすぐご飯よ、玩具仕舞って。」
「違うよ。」

「寒くない?靴下履いたら?」
「違うよっ!」(靴を履かない時は靴下キライ)

なんだかデジャヴーだなと思ったら、ブルルが昔こんな感じだった。
それが、いずれ周りの人の言い方と雰囲気で覚えて言ったのだ。

ぬいぐるみやミニカー総出演で一人何十キャラクターを演じて会話しているが、
やっぱりそれでは限度があるようだ。
そろそろまた一時帰国の時期かなあ・・・。

それにしても、
日本人の間違いもアメリカ人の間違いも両方やっててどうすんの?ブル之助?








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Last updated  February 19, 2009 10:35:08 AM
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