麻仁曽山より

今日はとてもよい天気。釧路港の朝は清々しかった。予報も今日は一日好天。しかし、釧路空港発10時20分の便で僕たちは帰らなければならない。

＊釧路港の朝

　釧路空港でレンタカーを返した。ホンダフィットの1．3Lだと思うが、よく頑張ってくれた。高回転域ではかなり苦しそうだったが、まあ、よく走る。４日間で630㎞くらい走ったがガソリン代は6000円弱しか、かからなかった。ガソリンスタンドが減るのも仕方がないか。
　12時くらいに羽田空港に着いたが、乗り継ぎ便は17時。5時間たっぷり羽田空港を満喫できると言うことである。再度荷物検査をするのも億劫だったので、外には出ず乗降口付近で過ごすことにした。ゆっくりと昼食を摂ろうと思ったがオープンフロアとなっているテークアウトみたいな店ばかりで、結局そばを食った。いくらゆっくり食おうと思ってもそばでは限界がある。
　昼食後、妻は土産を買う、と言って別行動となった。僕はマッサージ椅子に座り、飛行機の離発着を眺めた。マッサージ椅子は10分間200円である。ここで時間を潰すにしても限界がある。ほかに誰もマッサージをしている人はいなかったが、ずっとここでごろごろするのも心が痛む。結局、30分600円を消費して椅子を離れた。時刻は2時。

＊次々に飛行機が離発着をする。

　妻がやってきて、何とかラウンジに行こうという。提携カードがあると無料で利用できるらしい。そこへ行ってみると妻はカードを見せ、入場ＯＫとなったが、僕が出すと駄目です、と言われた。さすが年会費無料のカードだ。1050円払えば入れますと言われる。僕は別にそこら辺の椅子に座ってればよかったのだが、妻が入るというので1050円を払って入ることにした。
　中は結構混んでおり、いくつかの種類の椅子がおいてあったが、妻は柔らかそうなソファー椅子を見つけ、そこに座った。飲み物はただである（1050円払ったけど）。妻は飲み物を2杯のみ、雑誌を少し眺めた後、爆睡モードに突入した。
　僕は背もたれが低く、体をかなり横にしないと寝そべる感じにはなれなかったので、全然寝られなかった。スマホや本や喫煙（喫煙所も中にある）やトイレなど様々な活動をして時を過ごした。スマホゲームでもやっていればいいのだろうが、あんな小さな画面でゲームをするのは苦痛でしかない。スマホニュースもろくに読めないのだから・・。
　それでも時は過ぎ、出発時間が来た。そういえば北海道は日暮れが早い。日没時間は僕が住んでいるところと1時間くらい違う。「やっぱり緯度が高いからかな」と妻は言ったが、それは経度の差だと突っ込む気にもならなかった。とにかくこの日無事帰着した。