少し、好きになった。
自分が勝つために、
誰かを負かさなければならないことは、
純粋なスポーツとはいえ、
好きになれなかった。
体育会に所属していましたが。
(苦笑)
世界で2番の優れた人が、
涙にくれる姿など、
私にとって、
疑問以外の何ものでも、なかったから。
私は、ある『競技』で、3年間、
日本で、4位のこともあれば、
19位のことも、あった。。。
たった、ひとつのミスが、
誰に、どこで出るか。。。
それだけのことで、
順位なんて、これほど違うことを
私は、そのとき、知ってしまった。
100点を取ることは易い。
でも、
100点を取り続けることは、
神業だ。
五輪で、神業を見たい気持ちも、
理解はできる。
でも、好きではなかった。
勝者になるために、
多くの敗者をつくることを。
渡部暁斗さんの銀メダルのストーリー。
浅田真央さんの志。
すばらしい。
渡部暁斗さんの公平なる実力勝負への思い。
どんなメダルより、優れた『メダル』だね。
彼が、すがすがしい思いで、
2等賞に、なったこと、
すごく、共感する。
そして、真央さん。
真央さま。
と、呼びたいくらいだ。
読売新聞の編集手帳にあるとおり、
『勝つために全力を尽くすことは易い』
しかし、
『負けと決まった後にさえ、
全身全霊を傾けることは。。。』
もう、これ以上、言葉はいらないだろう。
ダーマの記事に触発されて、
書くことを選択した。
五輪が、あまり、好きではなかった。。。
などと、書くことは、憚られたから。
五輪の裏側には、
たくさんのストーリーが、あることは、
今までだって、容易に想像できたこと。
それでも、これほど、胸に響いたことは、
何か、意味があるのだろう。
P.S.
ダーマ、ありがとう。