不機嫌です。
怒ってるというよりは、むっとしているといえばいいんでしょうかね。
都合よすぎなんだよっ

ワタクシとしては、もうジョージア大学での仕事は終わった物と考えています。
オフィスの片付けしか残ってない。
もうそれ以外この大学のためにはなにもやりたくない。
確かに契約は7月15日までですが、夏季講義を担当しているわけでもないので
来学期のことなんて関係ないわけですよ。
こっちはそれより新しい大学で教えるクラスの準備しないといけないし。

だけどねぇ。
上司が家に電話してきた。
それも言うことがいいよ。
「来学期、Media Planningのクラスを私が教えることになって
アンタが使ってた教科書（ソフトウェアつき）を使うことにしたんだけど
色々教えて欲しいのよ。
来週、出てこれるかしら？」だと。

・・・一体どの面下げてそんなこといえるんだ？

というのもですね。
ワタクシが4年ほど前にMedia Planningのクラスを担当することになったとき、
それまで教えていた上司や他の同僚に、教科書とか色々見せて欲しいといったんですね。
誰一人見せてくれなかった。
見ても減るものじゃないのにね。
で、仕方ないから他大学にいる先輩たちとかにヘルプを求めたら
みんな親切に教科書送ってくれたり、テストやら課題のサンプルを見せてくれたり
教えるこつとかも伝授してくれたわけ。
ありがたや、ありがたや

そして、M○Uの先輩たちのサジェスチョンを元に、
当たり前ですが自分なりに講義を組み立てていきました。
そしたらこの上司なんて言ったと思います？
「何であの教科書を使うの？あれについているソフトウェアは
必ずしも現場で使うものじゃないのに」とけちをつける。

いいですか、私があの教科書を使ったのはソフトウェアのこともありますが
Media Planningの基礎となる計算のエクササイズが一杯載ってるからなのだよ。
大体現場で使うソフトだって、一杯いろんなのあるのだから
そのうちの1種類だけ教えても意味がない。
実際に広告代理店とかでそのソフトを使ってるとは限らない。
それに、うちの大学にあるソフトは一人しか使えないのね（1台のPCにしかインストールされてないから）
ということは、30何人がたった1台のソフト使うわけ。
無理がある。

それだったら、私は各自が使えるソフトウェアつきの教科書にして
クラス全員が各自それぞれMedia Planを作ることのほうが意味があると思った。
ソフトウェアの使い方なんて、大体どれも似たようなものだし
わからなければマニュアルもある。
Media Planを作成するときのアプローチのしかたをトレーニングするほうが
後々メリットがあるでしょう？

だから上司の嫌味も無視して（笑）、自分のやり方で教えてきました。
おかげさまで、ワタクシの学生からの評価は
みんなが嫌がるMedia Planningのクラスの評価としては最高のものを取ってきました。
それがあったから、転職に有利だったってのもあるけど

あれだけ嫌味だの色々いってたのに、どの面下げて「教えろ」だと
ベテランなんだから自分でやってください（爆）。
いっときますが、ワタクシは学生からのどんな質問でも真摯に答えてきたし、
計算で躓きがちな生徒にはほとんどマンツーマンで教えてきました。
アナタ、それができますか？

もうワタクシはアナタの部下ではないのです。

おまけに、もう一言言われました。
「Izzy、新しい大学で何教えるの？」
「（関係ないだろと思いながら）Principles of Advertising（広告概論）です」
「じゃ、私が書いた教科書使えるから使ってみたら？」

・・・この期に及んで何を言う
自分の書いた教科書使わせて、儲けようってか？
そういうことは、自分の授業でやってください。

幸い新しい大学では、この基礎のクラスの教科書は指定されてきたので
他の教科書の入る余地はない（笑）。
はっきり言いましたよ。
向こうには向こうのやり方があるのだから。

も～、さっさとボストンに行きたいです。
引越しはいやだけど（面倒だから）、心機一転新しい生活を始めたい！
ボストンまで行ったらいくらなんでももうこういうことは起こらないでしょうから・・・