黒猫「クウちゃん」の災い
クウちゃんは、昨年飼い主のおばーちゃんが認知症になり、介護施設に
入ってしまいました。
それまでは、ご高齢の姉妹二人で飼っていたようですが、３年前に妹さんが亡くなり
残されたお姉さんが飼っていたようです、でも認知症が進みとうとう施設に入ってしまい
住んでいたお部屋（ＵＲ）を引き払ってしまいました。
まだ頭がクリアーなうちに、クウちゃんの事を誰かに託せば良かったのに！と
思いましたが、高齢で段々自分が弱り、飼い猫の事までお願いしたり相談する相手が
居なかったのかも知れませんね。
ともかくクウちゃんは天涯孤独になり、やもうえず外の暮らしをせざるを得なくなりました。
ことしの冬は、初めてのお外の生活をしたことになります。辛かったと思います。
可哀想なのは、自分の部屋があった２Ｆの下にある駐輪場から動かないのです。
そのうちに飼い主さんが帰ってきて、細目に開けてあったドアが開くと思っていると思うのだと
思います。
まさに忠犬ではなく忠猫「クウちゃん」に
つい最近まで、餌やりをしてくださってる人が３名もいました。
餌と水をそのままにしていました。
一人は、チラシは、風で飛んで行くから大丈夫とチラシの上に餌を置きっぱしにする人、
一人は茂みの地面にウエットとカリカリを直に山盛り置いて置く人
一人は、大きな新聞紙を広げて、その上に餌を置いて行く人
この人達の好き勝手な餌やりの仕方に、とうとうＵＲ側から「警告の張り紙を」掲示されました。
最近、私に心強い御仲間さんが出来ました。猫神様が使わせて下さったかしら？
御仲間さんがこのクウちゃんの面倒をみてくださることになって
毎日朝晩のえさやりをはじめて下さいました。
クウちゃん！新入りのおばちゃまは、クウちゃんの面倒と他の場所の子の面倒を
担当してくれていますが、にゃんと最近２ｋｇも痩せてしまったそうですよ。
運動量が激しいものね。おばちゃまが倒れないと良いのですが。
これからの梅雨の季節、公園内をアッチコッチ動き回るだけで痩せます。
迷惑３人組には、張り紙をしてえさやりを遠慮して頂いてます。
これからの高齢の時代到来で、起きうる動物に関する重要な問題になりつつ
ありますよね。
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