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カテゴリ:トルコの旅
さてさて。
本日もトルコの旅日記の続き。 キャラバンサライを出発し・・・カッパドキアに向かうバスの中。 私はちょっとイライラしておりました。 相変わらずの長い車移動。 いつものことではございますが・・・でもでも・・・この日は気分が違います。 なぜならば、本日は「洞窟ホテル」に宿泊予定なのですから!!! びびびの貧乏のこの私が・・・ツアー代金に追加料金を上乗せしてグレードアップしてもらったホテルでございます。 せっかく・・・安くない金額をはらっておるのですし・・・ しかも、待ちに待った洞窟ホテルなのでございますよ。 夜11時着で朝6時出発~!なんてことになったら、暴れるかも。笑! イライラしつつもホテルへの夢は膨らみます。 だって・・・洞窟。。。洞窟探検、洞窟基地、洞窟風呂、洞窟・・・・・ カワグチィ ヒロシ がぁぁぁ~♪洞窟にはいぃるぅぅ~~♪(←カワグチヒロシ探検隊の歌) 洞窟と名がつくだけで、何だかドキドキワクワクなのでございますばい。 トルコに旅立つ前から・・・ 「洞窟ホテル~~楽しみ~~~~!!!」と親友Kちゃんと盛り上がっておりましたヨ。 「どげなホテルじゃろうか???」 「寝袋はいるじゃろうか???」 「ロープとか???」 「電灯のついたヘルメットとかは???」 「隊長は誰が???」 ・・・。 完全に「洞窟ホテル」の「洞窟」部分のみがインプットされ・・・ 「ホテル」であることを失念している私たち。 頭の中には『洞窟ホテル=サバイバル』の図式でございました。←阿呆。 (だいたい・・・アップグレードするホテルが寝袋なわけないよね・・・という結論に至ったのは トルコに入国してからですわ。無邪気な三十路二人組。) 「まだつかないの~~~~~。。。」 皆が不安になり始めたその時・・・ 暗闇に浮かぶライトアップされた巨石群の姿が見え始めたのです!!! 来た!来た!ついに来たぞ~~~~~! カッパドキア~~~~~~~~~~~~!!!! 10数年も憧れたカッパドキアのその姿に・・・テンションア~~ップ!! 今まで何もない雪っ原をひたすら走り続け・・・若干その景色も見飽きていた私たちの目にカッパドキアの巨石群は本当に魅力的に映りました。 バスの中であちこちから・・・ 「うわ~~~~~~~~~!!!」っと歓声があがります! す・・・スゴイ。。。 スゴイと聞いて想像していたのですけども・・・スゴイ。。。 想像を遙かに凌ぐ、そのスケール。 そして・・・雪に覆われた美しいその姿は幻想的でございます。 「こんなのが・・・世の中にあるのだねぇぇぇぇ。」ひたすら感心。 「洞窟ホテルにご宿泊の方より先にご案内致します。」との添乗員さんの声と共に・・・私たちは「洞窟ホテル」に到着したのでございました。 す・・・スゴイ。。。 *洞窟ホテルの一部。全部撮りきれなかったです。笑。 朝に撮影致しましたよ~。大きな岩をくり抜いて作ってあります。* 数組の参加者がここで降りました。 私は外観に圧倒され・・・ぼ~~っとしてホテルに入るのが一足遅れたのですが 遅れて入ると・・・ホテルの中は他の参加者達のため息で溢れていましたよ。 外見から「洞窟なんて・・・寒いにちがいない」と思っておりましたが 中はほっこりと暖かく・・・若干低い天井がまた妙な安心感。 そうですね。アナグマになった感じでしょうか? 「巣」みたいな感じで妙に癒されるのですよ~~~。 柔らかい最小限の暖かい光で満たされたホテル内の雰囲気は・・・もう最高! *フロントからラウンジに続く廊下* *広くはないけれど、でも落ち着いた雰囲気のラウンジ。 床にはトルコ絨毯が敷きつめてありました。* ラウンジで少々待たされた後・・・部屋へと案内されました。 本当に巣穴のような迷路のごとき廊下を進みます。(頭をかがめる必要なしよ。) 同じツアーの中から5組ほどの人間がここに泊まったのですけどね・・・ 部屋の鍵を開けた瞬間に・・・老いも若きも・・・男も女も・・・全員、叫んだと思います。 「素敵!!!!!!!!」 特に女性は・・・乙女心をがっちりキャッチされたわけです。笑。 一部屋一部屋・・・全てテイストが違っています。 ベッドリネンから飾り棚(アンティーク)やお風呂に至るまでもがそれぞれ違うの! 私たちの部屋は比較的あっさりした感じでしたが、広さもあるし・・・リネン類の刺繍なんかも一々手刺繍で素敵でした。 (お風呂はタイルがすご~~く綺麗なデザインでしたしね。) 皆、お互いの部屋を行き来して、 「うわ~~~素敵!」「いえいえ!あなたの部屋も素敵!」 な~~んて無邪気に大騒ぎですばい。 熟年夫婦の割り当てられた部屋は、ベッドルームが独立していて・・・赤を基調とした可愛らしい部屋。 新婚カップルが割り当てられた部屋は、ブルーを基調としたちょっとオトナっぽいシックは部屋。 お婆ちゃま2人組の部屋は・・・ピンクで可愛らしくて・・・。 もう・・・ため息。。。。。 ず~~っとアメリカンタイプの箱形のホテルばかりに泊まっていたのでねぇぇ。 皆、感激したのですよ。笑。 「私たちも、ピンクとかベッドルームが独立した部屋がよかったねぇ。」 私たちの部屋も大変素敵でしたけど・・・一応、乙女ですからね。 ああいうキュートな雰囲気に憧れるわけよ。 しかし・・・ 「でもさ。女2人で泊まってもねぇぇぇぇぇぇぇ。。。」 そうですよ。。。 いつか・・・素敵な誰かを引きずって来る方がいいですわ。笑。 親友とはいえ・・・あのラブリー部屋に2人ではちょっと気まずい。 「私!新婚旅行でここに泊まるけん!!!」真剣な顔で宣言するKちゃんの顔を見ながら・・・ ジャスミンもウンウンと深くうなずいたのでございます。 彼女に結婚を申し込もうと考えている殿方。 カッパドキアにて洞窟ホテルに泊まりなさいな。 絶対・・・良いお返事聞けそうですわよ。笑!!!!! だって本当に・・・乙女心を鷲づかみ!なホテルでございますのでね。 その夜は、皆でホテルのレストランにてお食事。 連日の強行軍で少々ぐったりだった一行は、素敵なホテルに心満たされ・・・ しかも、次の日の朝は8時出発なんて言ってくれるモノだから・・・ 急にうち解けてしまい・・・老いも若きも関係なくワインを頂きながら 遅くまで語り合ってしまったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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