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Oct 5, 2006
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カテゴリ:大学生活の思い出
愛しているのよ。

こっくりしたカフェモカ色の服を着て・・・
渋いオトナの雰囲気を身にまとった・・・彼。
オトナっぽいけど、容姿は・・・なかなかキュートでございますわ。
頑固そうなところも良いじゃないの。
でも・・・中身は案外スィートなのよね。
一緒に居すぎると若干胸焼けするけれど・・・でもでも・・・年に一度しか会えないのだもの。

彼を堪能したい!!!!
ええ・・・むさぼりたいの~~~~~~!!!!!

そう。
秋と言えば・・・栗の季節!!!!!!!!
ジャスミン・・・栗が大好きなのでございます。笑。
このシーズンになると・・・うきうきしちゃうんですわよ。
栗ゴハンでしょ・・・栗の和菓子に・・・茹で栗・・・甘栗・・・ああ・・・素敵。
(でもモンブランは食べられない私。。。栗をペーストにするなんて邪道だわ!!ついでにクリキントンも許せぬ。)

ところで・・・甘栗といえば・・・・・・・・
私は人に何かを買って貰うというのが好きではないので・・・
以前に付き合っていた彼からは、コレと言って何も買って貰ったことはございませんでしたわ。
欲しいモノは己で買うノダ。
ただ。彼がこの時期になると必ず買ってくれたものがございますの。
天津甘栗。笑。

私がチョコレートケーキが嫌いだとか・・・寿司が好きじゃないとか・・・
そういうことはサッパリ覚えない学習能力の無い彼でございましたけど。
何故だか・・・私が「栗」が好きだということはインプットされていたようで・・・
この時期、駅前に天津甘栗の屋台が出ると必ず・・・まだぬくぬくの甘栗を持って迎えに来てくれたりしたものです。
そうだ。
私が某病で、緊急入院した時も・・・ヤツは何故か甘栗を持って駆けつけたのだわ。。。
ええ・・・某中華レストランの高級甘栗。笑
普段はなかなか買わないヤツです。

絶食で点滴に繋がれた私の枕元に・・・そっと置かれた高級甘栗。

お腹が痛くて痛くて・・・何かを食べたいという気にはなれなかった私でしたがね・・・
痛みに耐えつつ脂汗を浮かべながら高級甘栗の袋をにらみつけ・・・
「甘栗ぃぃぃぃぃ~~~~~」とうめいていたのを覚えております。。。
「治ったら・・・治ったら・・・食べるんだ!!!!!」(←どんなに病気でも食べ物への執着の強いタイプ)と枕元に据えたまま・・・
結局・・・絶食は1ヶ月も続きましてね。

退院する間際に・・・
そっと高級甘栗の袋をのぞき込むと青カビだらけで・・・
一瞬「・・・カビを拭いたら食えるかも・・・」などと考えたところをママンに見透かされ、
袋ごと捨てられてしまったのだったわ。。。哀。

退院した際・・・彼に・・・あまりしないおねだりをしましたの。
「甘栗買ってクレ。。。」
買ってくれたんだけど。
高級甘栗じゃなくて、若干がっかりしたのを覚えております。。。
いいの。いいのよ。駅前の甘栗だって美味しいモン!!!!涙。

そうよ。
甘栗なんて邪道です。(すんごく好きだけど。)
やはり・・・栗好きの王道は・・・ゆで栗と栗ごはんじゃろ???

小さい頃、このシーズンになるとママンが鍋一杯の栗を買っては・・・茹でてくれました。
うちの人間は何故か栗が好き!!という人はおらず・・・
栗を包丁で半分に割っては・・・スプーンですくって食べる・・・ということを繰り返す内
結局一人で全部食べちゃうことになり(←ノンストップ。エンドレス。)
その夜の晩ご飯が食べられないばかりか・・・胃もたれと胃痛を起こして胃薬を飲むという結果になるんですわ。

何度イタイ目にあっても尚・・・ジャスミンは栗に夢中。
このシーズンは、胃薬を準備の上・・・栗と格闘するのだわ。

ところでね。
生まれてこれまで食べた栗の中で一番美味しかった栗というのは・・・大学時代に食べた栗でございます。

私が通っていた大学は・・・山にありました。(いや一応京都市内なのよ。)
表向きは大学なんですがね・・・裏手に回ると山。
ええ・・・比叡山から猿が降りてくるとか来ないとか。
野犬が群を作って徘徊しているとかいないとか。
鹿を見たとかイノシシを見たとか・・・野良猫が野ウサギをくわえていたとか・・・
ウソか誠かは知らぬが・・・そんな噂が「そうかもしれぬ」と思える場所でございました。

大学時代。
美術大学ということもあり・・・ちゃんと絵を描いてはおりましたが・・・どちらかというと口を動かしていたことが多かった私たち。

喋るか・・・食べるか。笑

制作の合間に・・・タバコをくわえて、コーヒーカップ片手にする話といえば、制作の話よりも・・・色恋の話よりも・・・
圧倒的に「食べ物」の話が多かった気が致しますわよ。
(その他はほんと・・・バカ話ばっかだった気が。。。)

ある秋の日。
「栗食べたいね~~~」とつぶやくと・・・
「あ!!いいね~~~栗ごはん食べたい!!!」とSちゃん。
「焼き栗もよくねぇ??」
「ゆで栗もイイ!!!!」

締め切り間際の現実逃避も手伝って・・・やたら盛り上がる私たち。
すると・・・「裏山に栗の木があるはず。」と言う者あり。

雑木の森でございますわ。
絶対にアル!!!!
で・・・しめ切りなんか一旦忘れて・・・レッツ栗拾い!!!

薄暗い裏山に分け入ると・・・ある!ある!ある!!!栗の木~~~~!!!
すでに油画の学生も栗拾いに来ているようで・・・(←考えることはどの科も同じ)
「負けてはならじ!!!!」と必死で拾いあつめましたわ。
野生の栗ですから・・・実は小そうございます。
でも栗は栗
大きさは量でカバー!!!とばかりに拾い集めること・・・
ドーサ(日本画で紙のにじみ止めに使う膠にミョウバンを加えた液体)用の大きなステンレスボウルに一山。笑

意気揚々とアトリエに持ち帰り・・・洗って・・・
膠を溶かす用の電熱器にて・・何時間もかけて茹でたんでございます。笑。
(電熱器というのはニクロム線コンロのことでございますよ。最近見かけませんね。お父さん世代は知っているかも。
 日本画で使う膠というものを溶かす時に使うのですが・・・
 鍋焼きうどん煮るヤツが居たり・・・山からとってきたキノコを焼くヤツが居たり・・・
 ホットケーキを焼こうとして失敗したヤツがいたり・・・制作以外でも大活躍。。。)
火力が弱いのでね・・・そりゃそりゃ時間がかかったのです。

でも・・・2時間後・・・栗はちゃんと茹で上がったのでございますわ。

それにしても小さい栗・・・売っているものの半分ほどの大きさでございます。
「食べられるの??」という不安もありますが・・・栗の産地茨城出身のSさんの・・・
「野生の栗は美味しいの!」というお墨付きの元・・・1個食してみましたわ。

これが。。。。。。。。。
甘い!!!!!!!!!!!!!!
本当に・・・甘くてほくほくした・・・美味しい栗だったのですよ。

タダ・・・小さくて食べ応えの無い上に・・・人数は5~6人。
野生のモノですので「ぎゃあ!!中から虫!!!!」というものも多く・・・
結局・・・一人5個も食べたかしら??
まあね。たった5個ずつだったから美味しかったのかもしれませんが。

「もう一回取りに行こう!!!」と息巻いているときに、アトリエに先生がやってきて
「阿呆なことやっとらんと・・・絵を描け・・・絵を。。。」とあきれられたのでね。
さすがに2度目の栗拾いには行かなかったんですが。笑。

でもね。締め切りが終わって・・・合評会を終えた翌日。
お料理上手なSちゃんが・・・一人で拾った栗で栗ごはんを炊いてきてくれて・・・
皆で美味しく頂いたんですよね♪
美味しかったな~~~。

ああ~~~本当にあの栗おいしかった。
願わくは・・・もう一度・・・あの栗を食したい・・・。
秋が来るたびにそう思い続けて・・・はや10年。
あの栗の木はまだあるかしら?
大学も大きくなって・・・新校舎もバンバン建てちゃったらしいのでもう無いかもねぇ~。

11月に京都に行こうかと思っているので・・・確かめて来るか。笑

ああでもさすがに・・・11月は栗のシーズンじゃないのよね。







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最終更新日  Dec 16, 2006 04:23:47 PM
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