魔女たちの夏至
きのうは、夏至。 ほんとは、のうが高原 野貝原山の古代祭祀場にて 祈りを捧げたかったのだけど 朝からすごい雨。 あそこは、晴れてても危険箇所が多いので 一度は行こうと決めたものの 今回は無理をしないことにした。 代わりにと葦嶽山のハイキングコースも浮かんだけど あそこなら 雨でも大丈夫だし、逆に雨だから 人が来なくてよいのだけど 今回はそこにいるイメージ浮かばなかったので 自分の場所から各自祈ることに。 足元固めの意味もあるよね。 この日 前夜から仕込んだ 天然酵母のイングリッシュマフィンをひさびさに焼いた。 88g×8個の イヤサカの祈りをこめた888マフィン。 この日のわたしの捧げもの。 やはり 夜には、Heart Boxで 夏至の儀式をしよう。 決めたのが、4時間前で それも小さなスケジュール帳に静かにアップしただけ。 ほんと来れる人だけでしようと思った。 もし、一人でも行うことだし。 たまたま タイミングよく メールくれた子がいて おひとり参加が決定♪ 二人の魔女のサバトとなった。 サバトというのは、魔女の祝祭のひとつ。 それは、太古から伝承されてきた神聖なる自然崇拝の儀式だ。 自分の整理のために 少しまとめて書いてみる。 魔女の祝祭には二種類ある。 エスバト 開催される日:満月 月のサイクルに合わせた儀式 月の女神と有角神の集い サバト 開催される日(春分などは毎年誤差があるのでおおよそ): 10/31 ソーウェン(ハロウィン) 12/22冬至 2/2 インモラグ(聖ブリジッド祭) 3/23春分 4/30 ベルティン(メイ・イヴ) 6/22夏至 8/1 ルーナサー(ラマス) 9/23秋分 一年の太陽のサイクルを8つに分けた大地の祭り 太陽の神 火の神 死と再生の神が中心になる集い 春分などは、小サバトでその間が、大サバト呼ばれる。 ゆえに夏至は小サバトだ。 詳しくは、松尾未来さんのHPの中の「8つのサバト」 彼女ならではの感性で日本の年中行事と照らし合わせて書いてあったする。 魔女の祭日の呼び名は、ゲール語で伝えられている。 ゲール語とは、ケルト。。古いアイルランド語のこと。 今では 話せる人も限られているという。 竪琴の歴史ともかぶる場所。。 魔女の世界は、わたしの別の扉を開かせてくれるらしく これに携わると心底わくわくする。 折にふれて こういう儀式を続けていきたいと思う。 キャンドルの灯りの部屋の中で 二人でいろんなことを話した。。 この目に見える世界だけを真実だと思えば やっていけないようなこともいっぱいあるけれど 目に見えない世界は、確実にあって そこでの約束もあって 崇高な目的もあって 今を体験してたりもする。 魔女の魔法円だって見えないもの。 四方の守護者だって 見えないもの。 自分の命だって見えないもの。 見えないけれど しっかりあるものを 感じながら 生きていたいと思うよね。 ま、当たり前なんだけどね。 。。夏至の祈り。。 あたたかい風よ あたたかい雨よ 大地に育つ生命と愛を護り給え