ある人間が本当に並外れた品性の持ち主であるとわかるには
長い年月にわたり、その人のおこないを観察しうる幸運にめぐまれなければならない。
もしそのおこないにいかなる利己心もなく
おこないに向かわせた考えが高潔無比であり
何の報いももとめなかったことが絶対確実で、
しかもそのおこないがこの世に眼にみえるしるしをのこしたならば、
そのときこそ間違いなく、忘れることのできない人物を目の前にしているのである。
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Last updated
2010.07.30 13:57:54