MAROW'S BLUE ROOM

バンザイ！！バンザイ！！

昨日、雨の中日産スタジアムでおこなわれた

2010FIFAワールドカップ南アフリカ”アジア3次予選、第3節オマーン戦は、皆さんご承知の通り、前半10分中澤（ヘッド）、前半22分大久保（右足）、そして、後半4分

俊ちゃんの右足ゴール

で、日本代表が3-0の快勝！グループ2位をガッチリキープした。

いや～、まさに快勝というにふさわしい試合内容でしたね。前節の敗戦で、悲壮感さえ漂う岡田監督の元に、試合前元日本サッカー協会会長・長沼健氏の訃報が届き、試合開始前に黙とうがささげられ、選手全員の左手には、喪章が付けられていた。監督も選手も気持ちが入ったのだろう。日本代表は、試合開始直後から圧倒的にボールを支配。いつもなら、ボールを支配してもやり場に困るところだが、ボールを持っていない選手が次々に動き、ゴールへと向かっていた。得点も早い段階で、得意のセットプレイから先制点が生まれ、いい時間で中押し、ダメ押しの加点。オマーンにはシュートさえまともに打たせない完璧な内容でのゲーム運びであった。試合後、俊ちゃんは

「ボールを回せたとか、点が取れたとかより、五分五分のボールを競り合って取るとか、そういうのが一番良かった。アウェー（７日）に行っても（ボールを）回せるとか言ってるとやられる。きょうのようにハードワークしてやらないと」

と語ったように、昨日の試合はとにかくボールへのチェックが早くて、厳しかった。そして、中盤でボールを奪われるシーンがほとんど無かった。また、自身2度目となる代表での右足ゴールについては

「普通です」

と喜びをにじませた。ゴール後のパフォーマンスを観ても、本当にうれしかったんでしょう。小生も最高にうれしかった。当然、課題の無い試合も無いが、あの試合運びが出来れば負けることは無いと感じられる内容でした。

完璧だ！ニッポン！！

しかし、俊ちゃんは素晴らしい、2点目の基点となる縦へのロングフィードといい、引いて守る相手をいとも簡単に崩して見せた。また、松井くんも素晴らしい！まず相手からボールを取られない。そして、サイドギリギリで勝負ができる。自らのゴールも近そうですね。そして、小生昨日の評価が高かったのは、中盤の底でゲームコントロールし、ピンポイントのCKで中澤のボンバーヘッド先制点を演出した遠藤だったと思います。やっぱり、遠藤はあのポジションが生きる気がしましたね。あれで、ロングボールを散らせたら、まるでピルロのようだ！また、長谷部もよく動いた。皆いい仕事しました。

さて、本日早くも6月7日のオマーンとのアウェー戦に向け、本日、日本を発った代表。もちろんのことまだ安心は出来ない。次は、気温40度の過酷な環境が待っている。気合負けするな！次もオマーンに勝て！

ガンバレ！！ニッポン！！

全員で走って勝利を勝ち取った日本代表を最高に誇りに思う小生でした。

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