テーマ:旅行業界ってどんな所?(266)
カテゴリ:放言
今日、聴覚障害者の方から旅行参加の申し込みをいただいた。
電話は、同行する方(健常者と思われる)からあり何点かのご要望をいただいた。 ・バスの座席は前方で、添乗員の隣に ・事前に現地の情報を(観光パンフレット)書類でほしい。 ・旅行中は、随時案内を添乗員からほしい いわゆる募集旅行に、お体の不自由な方が参加されるケースが私自身の会社でも増えてきた。 現在、会社としての制度面の対応は確立しておらず、ケースバイケースでの対応をしているのが現状。このため、どうしても対応が及び腰になってしまうのは否めない。 会社の返答は、 ・座席は交代制のため、確約は出来ない。 ・ご自身で入手可能(インターネットなどで検索可能)なパンフレット類は、ご自身で。 ・添乗員による随時案内は不可。 募集旅行の大原則は「全てのお客様は公平に」にある。 公平・平等のとららえ方も人それぞれなので、今回お申し込みをされた方は、上記事項を(ハンディーキャッパーは特別に)受けることが可能と判断したのだろうか。 旅行会社のお得意様が、募集旅行では特に高年齢化していてお体の不自由な方のご参加も珍しくない。個々のお申し出も増える傾向にある。旅行がお客様の申し出のぶつかりあいの場にならないようにする責務がある。お客様の申し出が団体にとって有益なことかどうか、見極める(今回に限らず、今後のこととしても)『力』が私たちに試されてくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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最近ワガママなお客様増えてますよね。
添乗員の隣なんて・・・お客様と相席ってありえないでしょ~っていうのが添乗員の心理でしょうね。 ガイドなしツアーが増えてるので、案内業務も難しいとこですね。添乗員の仕事ではないけど、やっぱり楽しんで頂きたいのでできる範囲ではがんばっていますが・・・ (2009年06月23日 00時49分41秒) |
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