skypeと電話を連携する
今日は、昨日ご紹介しました、ホームテレフォンシステムに、更に機能を追加したシステムを紹介したいと思います。 インターネットをご利用されていて、『skype』(スカイプ)をご存じない方もいらっしゃるかも知れませんので、簡単に説明しておきます。・skypeそのものは無料でダウンロードできます。・インターネット網を利用して、skypeをインストールしたパソコンやケータイと無料音声電話が出来ます。・パソコン同士なら、ビデオ電話も可能です。勿論無料です。・チャット(リアルタイムな掲示板みたいなもので、文字でお喋りするシステム)で同時に多数の人とコミュニケーションが取れます。・利用料金が必要になりますが、自宅不在時に登録しておいたケータイ宛に転送するサービスもあります。 と言うことから、世界中で無料通話を行う人がかなりいます。これが通常の電話回線を使って海外に何時間も電話したとしたら、その請求額は恐ろしいものになります。 skypeを使うためには、最低、マイクが必要です。あまりにも安価なマイクですと、部屋の雑音が先方に聞こえてしまうため、あまりお勧めしません。 ここでご紹介するのが、Bluetoothを使った、ヘッドセットです。Bluetoothの説明は省かさせていただきますが、要は、コードレスでパソコンとヘッドセット(マイクとインナーイヤホンが合体したもの)で接続してあげることで、長電話でも疲れませんし、パソコンの前にずっといなくても(10mまでなら)パソコンから離れて通話することが出来ます。 そうですね、通販のオペレーターさんや、保険会社のオペレーターさん、NTTの104のオペレーターさんなどを想像して貰えたら分かりやすいかと思います。 これだけでも結構快適に使えるのですが、昨日のテレフォンシステムと合体させることが可能なんです。 ここで紹介しますシステムも実際に私が実際に環境を作っている事例です。ヘッドセットシステムには、『Plantoronics』社の『Voyager 510SL Bluetooth ワイヤレスヘッドセットシステム』を採用しました。 このシステムは、本来、ビジネス用の電話機に設計されていて、おたっくすのような家庭向けの電話に取り付けるには工夫が必要になります。私が使っています、KX-PW605-Sですと、輪ゴムを二本取り付けただけで済みました。(親機は使えなくなってしまいますので子機で通話することになります) お使いの電話で取り付けられるかどうか確認するために、『株式会社ゲート ヘッドセット営業部』に申し込み手続きを行いますと”検証用貸出機”を一週間、無償でレンタルできます。 購入するか否かの決定は、それからの判断でも遅くはないと思います。 このヘッドセットシステムは、通話開始時もしくは着信の応答時に親機の受話器を持ち上げる”ハンドセットリフター HL10”が付いています。手作業で受話器を持ち上げるのではなくて、ヘッドセットのボタンを押せば、受話器が持ち上がるように設計されています。 このヘッドセットは、パソコンとの間をBluetoothで接続しますので、冒頭にご紹介しました、『skype』での会話に利用できるのです。 そして、通常の電話回線で通話する際にもこのヘッドセットを利用することも出来るようになっていますので、慣れてしまうととても便利なんです。ただ、オリジナルの子機特有の機能は一切使えませんので、その部分はトレードオフになります。 ただ、残念なのは、このヘッドセットがビジネス用に設計されていて、発売以来何年も設計変更を行っておりませんので、今時販売されています、Bluetoothの様な多様なプロファイルは一切ありません。単なる通話と受話器の上げ下げが出来るだけです。パソコンやケータイなどのBluetooth機能を使って、音楽を聴いたりするようなことは出来ません。 言い方を変えますと、企業で何年も問題なく使えているという実績があると言うことです。 なので私は、Bluetoothのヘッドセットを2組所有しています。 興味をお持ちの方はお試しあれ!