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カテゴリ:電験_理論
今日でこの練習問題を終わらそう(残り4問)、と思ったんですが、
一日A4で1枚、となんとなく決めてて、それにおさまらなかったので3問。 (問5~問7) 問5。 各効果の問題。 (1)表皮効果 導体に高周波電流が流れると電流は導体表面に集中するため電気抵抗増となる。 (2)ペルチェ効果 2種の金属にて閉回路を作り電流を流すとその接続点の一方で熱の吸収、 他方で熱の発生が生じる現象。 (3)ゼーベック効果 2種の金属にて閉回路を作って接続点を異なる温度にすると起電力が発生する。 ペルチェ効果とゼーベック効果がちょうど逆の効果となる。 (4)ピエゾ効果 水晶、ロッシェル塩などの結晶に機械的な力を加えると起電力が発生する効果 圧電効果とも言う、らしい。 (5)ファラデー効果 磁界中における常磁性体結晶に磁化方向と平行に進む直線偏向の光を入射すると、 光の偏向面が回転する効果 (1)(2)(5)はなんとなく覚えてました…。 問6。 発光ダイオードについて。 発光ダイオードはPN接合に順方向電圧を加えP形に電子、N形に正孔のキャリアを注入し、 その再結合によって発光する。 発光波長は半導体材料の物理的性質によって決まる。 これは、まぁ、OKでしょう。 問7。 進行波の問題。これ、先日の練習問題でも、問7であったようです。 単位長あたりC,Lのキャパシタンス、インダクタンスを持つ無損失線路。 このサージインピーダンスは√(L/C)。 無損失線路と架空線路のサージインピーダンスをZ1、Z2とすると、一般に、 Z1 (多分、電力線路の方が太いケーブルのため、Cが大きくLが小さいのかな?) さて、ケーブル線路と架空線路が接続され、ケーブル→架空線路へ進行波が進入。 ケーブル及び架空線路のサージインピーダンスをそれぞれZ1、Z2とするとき…、 電圧透過係数は2×Z1/(Z1+Z2)、電流透過係数は2×Z2/(Z1+Z2)となる。 この時、一般にZ1 サージインピーダンスの算出については以前の項参考、で。 入射波、反射波、透過波を考えると、電圧において、 入射波+反射波=透過波。 また、電流において、 入射波-反射波=透過波。 また、電流=電圧/サージインピーダンス。 これらより、反射波/入射波から、電圧、電流の透過係数が求まる、と。 何で電流だと入射波-反射波になるのか、とか、ちょっと?だけど…、 まぁそんなもん、って事で。 絵とき電気設備の現場試験・測定テクニック改訂3版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/28 05:45:19 PM
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