カテゴリ:【ディズニーシー】or【・・・シー+α】
(・・その1から続く)
「タートル・トーク」から出た後は、私達はハーバーまで引き返しました。 16:20からの「マウスカレード・ダンス」を観られる場所がまだ残っているようなら、少しでいいので観てみたいと思ったのです。 このとき時刻は15:15過ぎ、ショー開始の約一時間前でしたが、ピアッツァトポリーノに行ってキャストさんにうかがってみると、座り観の場所は既に全て埋まっているということで 「現在は立ち見の2列め以降のご案内です。正面付近ご希望の場合は3~4列目以降になります。」 とのお話でした。 TDRのオフィシャルサイトによるとディズニーシーのハロウィーンでは「サブショー」という位置づけのこの「マウスカレード・ダンス」ですが、人気がある上に行われる場所も狭いので、私達は「再度このショーを観る機会はあんまり無いだろうなー・・」と思い、一度観るだけならば正面に近い場所から観た方がいいだろう と、小さなステージに向かって正面やや右手の立ち見エリアに場所を確保しました。 時間になると、ゴンドラに乗ったミッキーとミニーがハーバーの水上に姿を現し、仰々しい音楽とともに 不思議な印象のショー「マウスカレード・ダンス」が始まりました。 キャラクター達は愛らしいし、ダンサーの皆さんはきらびやかな衣装を身に着けて美しいし、写真を撮ってみると華やかなのですが、仮面を着けた出演者の皆さんの妖しい見た目と やや古めのポップス調のようなテーマ音楽や日本語歌詞と いかにも子供向けのようなゲスト参加ダンスの内容のミスマッチさが なんともいえない複雑な雰囲気を醸し出しているのです。 でもこのある種の(言い方は悪いかもしれませんが)正面きった「いかがわしさ」みたいなものは、本来のマスカレードに欠かせない要素なのかもしれませんね~。 また、今回の「ハロウィーン」が始まってから、メインのショーが抽選形式になったせいもあり 私はまだこのイベント用の衣装を身に着けたミッキーやミニーを一度も近くで見ていなかったので、今日この「マウスカレード・ダンス」を観て初めて 「ミッキーったら 今回はこんな素敵なお洋服を作ってもらったのね~ 」 って思いましたよー。 ピアッツァトポリーノに早くから集まってショーを待っていらっしゃる方々もきっと、「抽選が必要なショーは観られなくても、このショーならミッキーやミニーを近くで見られる」って思って頑張っていらっしゃるのかもしれないですね。 「マウスカレード・ダンス」終了後は、エントランスでスタンプをいただいたりしてから、ブロードウェイミュージックシアターへ行きました。 シアター前に着いた時刻は17:00くらいでしたが、ビッグバンドビートの「17:20」の回への入場は既に締め切られていたので、私達は18:50からの最終回を観ることにしてそのまま並びました。 順番は、先頭から数えて50~100人目くらいのようでした。 列に並んでいる時に私は何度かTDRの携帯用オフィシャルサイトをチェックしてみたのですが、本日のディズニーシーの入園制限は、17:00を過ぎたあたりでようやく解除になっていたようでした。 ディズニーシーは一昨日も昨日も入園制限になったそうですが、何日も連続してこんなに長い時間にわたって入園制限をするのは、本当に久しぶりのことではないでしょうか。 あちこちで耳に入ってくるゲストの皆さんの会話を聞いていると、今日は「初めてシーに来た」という方がとても多いようでしたが、この混雑の中 皆さん楽しくお過ごしになれたのでしょうか。 ビッグバンドビートが終了してシアターの外へ出ると、「ブラヴィッシーモ!」の始まりを知らせるサーチライトがちょうど上空で交差しているところでした。(19:25。) こんな混雑日に、これからハーバー方面へ行っても 満足に水面を望める場所はもうないだろうと思ったのですが、リドアイルの裏あたりならまだなんとかなるかも・・・ と、私達はポンテヴェッキオの下のトンネルをくぐってリドアイルの裏へ出てみました。 今夜のリドアイル裏はいつもよりもかなり混んではいましたが、水上に浮かんだようなこの場所での鑑賞は まるでショーの世界に入り込んだような錯覚を起こさせましたよ。 ブラヴィッシーモ!をきっちり最後まで観て 私達はいよいよ「ミステリアス・マスカレード」のショー会場であるウォーターフロントパークへ足を向けました。 チケットの確認を経てショー会場に入り、指定された座席を探し当てたのは19:50頃でしたが、周りの方は殆どもう着席済みで、「皆さん 集まりがいいんだな~ 」なんて私は思ったのですが、チケットをよくよく見ると「10分前までにお越しください」というような記述がありました。(見落としていました。) 席についてステージ方向を見ると、予想していたことではありますが、左側の3分の1くらいが全く見えません。 何度か会場外の色々な場所からショーを眺めたので、「見えない部分があってもなんとか楽しめるだろう」と前向きに考えることにして、私達は開演時刻を待ちました。 ショー開始前の会場内にはハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」が流れ、落とされた照明がハロウィーンの夜の 何か奇怪なことが起こりそうな重苦しい湿った空気をうまく演出していました。 男女二人の出演者の方による「仮面舞踏会への誘い(前説)」に始まる「ミステリアス・マスカレード」は、ハロウィーンの夜に異世界からこの世にやってきた魔物たちや精霊たちとの一夜限りの交流を描いたショーでした。 ややこしいストーリーがあるわけでもなく 音楽とダンスで途切れることなく場面が展開していくので、会場内にいれば、あるいは 会場内がまあまあ見える場所にいれば ある程度は楽しむことができるかな~ といった感じがしました。 ただ、写真やビデオを綺麗に撮影したいと考える皆さんにとっては、この座席が選べない「抽選」という制度は あまり有難くないものなのでしょうね~。 30分弱のショーが終了した後は、20:30からの花火「ナイトハイ・ハロウィーン」もそのまま会場内で観て、私達は帰りに向かうことにしました。 アメリカンウォーターフロントからハーバーに出ようとすると、この時間(20:40頃) 通りの角に立つ「マクダック・スデパートメントストア」は買い物客でごった返しているためか、入口と出口をそれぞれ一ケ所だけにする「入店制限」をしていました。 そしてハーバーからエントランスまでのありとあらゆる場所は人波があふれていて、ショップの軒下や柱の周りには 疲れて座り込んでいるゲストの姿が多く見られました。 ピアッツァトポリーノからディズニーシープラザに抜けるあたりはまるで朝のラッシュ時のターミナル駅のホームのように人口密度が高く、「フォトグラフィカ」前には100人以上とも思えるゲストの方が列を作っていました。 全てが、シーでは今まで見たことのない光景でした。 ゲートを出て、R7駐車場に停めた車まで戻ったのは21:00少し過ぎのことでした。 入園制限が夕方まで続いたせいもあって今日は入園を諦めた方が多かったのか、はたまた朝早い持間から来たのでとっくに遊び尽くして帰られた方が多かったのか、この時間の駐車場内には空きスペースがとても多かったです。 駐車場を出てから首都高速道路に乗るまでのTDR内の道路も、この時間ではまだあまり混雑してはおらずほぼ順調でした。 振り返ってみると、パーク内がものすごーく混雑していた割には それなりに色々楽しんで過ごせた一日でした。 ・・もうちょっと「ハロウィーン」と仲良くできたらもっと楽しく過ごせるのでしょうけれど。 せっかくの季節イベントですから心から楽しみたいとは思うのですが、なにぶんにもシーでの初めてのハロウィーンです。 私がそうなれるには、もう少し時間がかかりそうです。 参考:本日の位置(E-5-中盤)からのショーの見え方 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内の こちら から検索することもできます。 利用なさってみてください。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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