カテゴリ:【ホテルミラコスタ 宿泊】
(・・その2から続く) 今回の「ディズニーシー&ミラコスタ」で宿泊することになったのは、ポルトパラディーゾサイド・ピアッツァビューのスーペリアルームの ダブルベッドが一台のみ設置されているお部屋です。 ルームタイプが多岐にわたることで知られているホテルミラコスタの中でも なぜだか私達はこのタイプの客室をよく利用します。 (いつも夫婦ふたりっきりで宿泊するからでしょうか?) こちらのサイドのダブルルームはツインルームに比べて数が少なく、その大部分はホテルのロビーから遠く離れたアメリカンウォーターフロント側ウィングの最南端部分に集中しています。 (他の場所にも無いわけではないのですが。) 案内していただけたのはその中でも4階部分の一番奥。 ホテルミラコスタに詳しい方ならよーくご存知だと思いますが、ドアを入って正面と側面の二か所に窓があるという一室です。 私達のごく個人的な宿泊の履歴をたどれば、一昨年の同時期に宿泊した部屋のお隣であり、また以前クリスマスシーズンに何度か宿泊した部屋の真上にあたる ということにもなります。 今日は朝から一度もお日さまが顔を見せずどんよりとしたお天気だったのですが、それでもこうして二面に窓があるとお部屋の中が明るいですよね~~ 案内してくださったキャストさんも このお部屋は明るくて開放感がありますね~いろいろな景色もお楽しみいただけますよ~ と まるでご自分が宿泊するかのように終始ニコニコして楽しそうでいらっしゃったので 私まで嬉しくなってしまいましたよ~ ここはカテゴリー的にはピアッツァビュー(広場や街並みの景色)客室になりますが、正面の窓からはハーバーとプロメテウス火山も望めるという キャストさんのおっしゃる通りの申し分のない環境です。 そして、キャストさんも丁寧に説明してくださいましたが、この部屋特有のもうひとつの魅力は ポルトパラディーゾサイドの客室でありながら別のサイドの景色もちょっとだけ楽しめるところでしょう。 もう一方の、デスクのそばの窓に寄ってカーテンを開けてみると。 ゴンドラの行き交うパラッツォ・カナルとリストランテ・ディ・カナレット。 見渡せるのはディズニーシーのパーク内、ヴェネツィア地区の景色です。 少し角度を変えて覗くと、アメリカンウォーターフロントの様子も眺めることができます。 マクダックス・デパートメントストアやSSコロンビア号の煙突が見えますね。 あのタワー・オブ・テラーの建物も見えるんですよ。 本当に。 交互にふたつの窓から外を眺めていると、まるでディズニーシーの中の建物に自分が引っ越してきたかのような 自分がディズニーシーの一部になってしまったような気持ちにさえなります。 案内してくださったキャストさんが去って行かれた後も、私達は久しぶりに案内されたこの特殊な部屋の魅力を語り合ってしばらくを過ごしました。 そして、同タイプのお部屋に過去何度か宿泊したことがあるとはいえ 一昨年の大規模内装リニューアル後はこれが初めての「ポルトパラディーゾサイド・スーペリアルーム、ピアッツァビュー・ダブルルーム」宿泊になるので、室内の様子も忘れずにカメラに収めておきました。 何しろ予約が取りにくいことでは有名なホテルミラコスタですから、また同じタイプの部屋に泊まりたい!と思いたっても そのチャンスが再び上手く巡ってくるかどうかわかりませんからね~ 大事な思い出が記憶の彼方に消えてしまわないように、この機会にしっかり記録しておかねばなりません。 ベッドのヘッドボードやサイドテーブルは ポルトパラディーゾサイドだけの独特なデザイン。 ベッドスローはヴェネツィアサイドとも同じマーメイドミニーのデザインです。 (ちなみに、このダブルベッドの下にはトランドルベッドも付いているので 一応大人3人まで宿泊することが可能となっています。) ソファーは置かれていませんが、窓辺には小さな八角形のティーテーブルと椅子が。 椅子の座面の柄と カーテンや壁紙の柄の雰囲気が合わせてあるのもいいですよね。 昨年ポルトパラディーゾサイドのツインの客室に宿泊した時はお部屋に置いてあったソファーの鮮やかな色(ワインレッド)に度肝を抜かれたのですが、こちらの客室には落ち着いたオリーブグリーンの肘掛椅子が一脚です。 椅子の(ソファーの)色が赤から緑に変わるだけで、部屋の印象がこんなに違うのですねぇ。 ――素敵なお部屋だから なんだかもうパークに再入園しないでずーっとここにいたくなっちゃったねえ~ あと三時間ほどで閉園時刻になっちゃうんだし ねえ~ そんな考えも頭をよぎりましたが、でもまだまだ。 今日と明日の二日間で「できれば 行っておきたいな~見ておきたいな~」と思っているものが私達にはまだまだあるのです。 雨のため途中までしか観ることができなかった「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー~シャイン・オン!~」はもう今日は予定されていないので明日に賭けるとしても。 このあと16:15からドックサイドステージで予定されている「テーブル・イズ・ウェイティング」の本日最終回のショーは、今後のお天気次第ではひょっとしたら上演されるかもしれません。 各種予報によれば天気は概ね回復傾向で、昼前から降り始めた雨は降ったり止んだりしながら夕方にはあがる見込み とのことです。 窓からパーク内を覗いてみても、この時間 傘をさして歩いている人はいないように見えました。 なので、このあたりでパークに再入園してみて実際の外の様子を確かめてどうするか決めよう と意見が一致し、私達は部屋を出ました。 長い長い廊下を経てエレベーターで1階に下り、ホテル&パーク・ゲートウェイからディズニーシーに再入園したのは15:30過ぎのことでした。 ホテル前の広場ピアッツァトポリーノへ出ると、確かに雨は止んでいました。 しかも 上空の雲が薄くなって空が明るくなってきているような気もします。 これは! 16:15からの「テーブル・イズ・ウェイティング」、ステージさえ乾けば上演できるんじゃないの? 希望を持ちつつ 私達はSSコロンビア号前のドックサイドステージへと向かいました。 途中、運河を渡る橋にさしかかったところでふとビリエッテリーア前を見下ろすと。 カストーディアルキャストさんの楽しいパフォーマンスが。 魔法の箒によって石畳に現れたのは クリスタルな“ウィッシュ”輝くグーフィーでした。 こんなところでおいしい道草をくっていたので、ドックサイドステージ前に着いた時には時刻は15:45過ぎ。 鑑賞エリアは既に開場していて入場待ち列もなくなり「お好きな席へご自由にどうぞ~」という状況だったので、私達はサイドブロック前方の通路沿いの席を確保してショーの開始を待ってみることにしました。 しかし。 上空には明るさも見えるけれど、手元のスマートフォンで見られる気象予報サイトの雨雲レーダーによれば あと30分後 ちょうどショーの開始時刻くらいからディズニーシーの上には一時的に薄い雨雲が広がってくる見通しとのこと。 会場内のキャストさん達も、 「この後の天候の状況によってはショーの内容変更、途中中断、直前であってもショー自体が中止になる場合もございます」 という、天候不安定の時のお決まりの案内を何度も繰り返し繰り返しアナウンスしています。 どうだろうねえ。ショー、やるかしらねえ? さすがにちょっと不安になった私達は、直前になって「今回のショーは中止です」と言われても凹まないように ショーが中止になった場合の代案をいくつか考えながら待ち時間を過ごしました。 (ホテルの部屋でなるべく多くの時間を過ごしたい気持ちが強くなったので、閉園間際の時間にPS予約してあったパーク内レストランはこの場でキャンセル手続きをし、ショー鑑賞後はパーク内のカジュアルなお店で簡単に軽食をとるか部屋に戻ってお酒でもいただくことにしました。) そうこうするうち時刻は16:05くらいになり、ステージの上には多数のキャストさん達が白いタオルを持って現れて 雨天後にショーを上演する際の「最後の仕上げ」である水滴を拭き取る作業が始まりました。 この作業は「天候不安定ではありますがショー開催の方向で準備していますよ」という運営サイドからのメッセージでもあるので、会場内のゲストの皆さんに間に安堵の空気が流れたのは言うまでもありません。 そうして16:15。 音楽と共にSSコロンビア号の甲板にはミッキー船長が姿を見せ「テーブル・イズ・ウェイティング」が始まりました。 華やかなオープニングは一部演出が省略されたものの無事に。 次の「タコス」のパートもなんとか行われました。 が、この後のドナルド登場あたりから雨雲レーダー通りに雨がポツポツと降り始め、次の「スパイス」のお姉さんとデイジー嬢のパートが終わったところでショー中止のアナウンスが入りました。 直後、出番を待っていたキャラクター達が一斉に飛び出してきて「ごめんね」のご挨拶。 もうあと二ヶ月、3月の17日で上演が終了してしまうこのショー。 中断は残念ですが、こんな衣装のミッキーとミニーの組み合わせは普段は見ることができないので「ショー観られなかったけど、代わりに珍しいもの見られたな~」と納得するしかないですかね~ この衣装の「ミッキー船長」が甲板から下りてきてステージの上で手を振っているというのも、めったに見られない光景ですからね~ いやいや。 それにしても今日は鑑賞しようとした三つのショーのうちの二つが途中で中断になってしまって、こうやって一生懸命手を振ってくれるミッキーの姿ばっかり見ているような気がします。 まあ、こんな日もありますよね。 テーブル・イズ・ウェイティングは明日は6回公演が予定されているので、夫と今夜しっかりミーティングして、明日もドックサイドステージに駆けつけられるよう予定を立て直すことにしましょう。 さて、ドックサイドステージの客席から出て、時刻は16:27。 私達はそれから目の前のSSコロンビア号の2階に続く階段をトントンと上がり、船内にある「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」へと向かいました。 こちらのお店、本日の案内終了時間は16:30とのことで、どうやら私達が最後の入店客だったようでした。 ソファーの席に案内していただいて、注文したのは東京ディズニーシー15周年記念ラベルのスパークリングワイン。 あの 綺麗なブルーのスパークリングワインです。 それにオリーブの盛り合わせや生春巻きなどもお願いしました。 実はこちらのお店には以前 結婚記念日の当日の夜にもお邪魔したことがあり、ちょっと短い言葉ではうまく語れないような良い思い出があります。 時が経ち メニューもずいぶん変わりましたけれど、ディズニーシー開園の頃から店内の雰囲気が殆ど変わらないままなのは本当に嬉しいことです。 今日はパークの営業時間が非常に短いので まさかこのお店に来られる余裕が生まれるとは思っていなかったのですが、思い切って来てみて良かったなあ と素直に思いました。 心地よいソファーとお別れして、私達がテディ・ルーズヴェルト・ラウンジをあとにしたのは17:15頃。 本当はもうあと30分くらいここに居たい気持ちもあったのですが、閉園時刻の早い本日は「ファンタズミック!」が17:30から行われるというので、それに間に合うように部屋に戻ろうと思ってのことでした。 地上へ下りようと船を出ると、眼下には誰もいなくなったドックサイドステージと客席が見えていました。 (その4 に つづく・・・) ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 11, 2017 02:09:25 AM
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