カテゴリ:【ホテルミラコスタ 宿泊】
(…その1から続く) 現在、ホテルミラコスタとディズニーシーをつなぐ「ホテル&パーク・ゲートウェイ」から入園できるのは13:00以降となっているため(パークからの退園に利用するのは朝からできます)、この時間(12:00少し前)ディズニーシーのパークへ再入園するためにはホテルの正面玄関を出てパークエントランスに回る必要がありました。 またパークエントランスには現在は「再入園口」が設けられていないため、入園するためには一般の入園ゲートに並び 再度手荷物検査を受けて検温をし…という手順を踏まなければならず、結局私達がゲートを通って再入園することができたのは12:10過ぎ頃でした。 しかし再入園してみると、開園から二時間以上が経ったディズニーシープラザからミラコスタ通りにかけてはとても落ち着いた様子で さきほどの混雑が噓のようでした。 20周年のデコレーションが何か所も施されてフォトロケーションのようになっているアクアスフィアの周りも人がまばらで自由に写真を撮ることができたので、いろんな場所でいろんなふうに撮影を楽しむことができました。 (唯一、ミラコスタ通り入り口正面にあたる場所のみフォトサービスのキャストさんがいらして、撮影の順番待ちの列ができていました。) ディズニーシープラザでひとしきり遊んだ後は、10:30過ぎに通りかかった時は人が多くて写真を撮るどころではなかったミラコスタ通りへと向かいました。 通りの中の柱には 20周年を祝って「光」を手にするキャラクター達のデコレーション。 さきほどはトンネル内全体が混雑していて近寄ることもできなかったのですが、やっとじっくり見ることができました。 トンネルを抜けてピアッツアトポリーノに出ると、本日の1回目のハーバーグリーティングが終了したこともあってかゲストの密集具合はかなり緩和されていました。 なので、今なら20周年を迎えたハーバーの様子をカメラに収められるかも… と思って広場を見渡して、私は初めて気が付きました。 プロメテウス火山を真正面に見るこの街角のどこにも 20周年をお祝いするようなバナーもフォトロケーションも無いことに。 こんなご時世だから祝祭感を控えめにしたのかもしれないな…と私は瞬間つい反射的に思ってしまったのですが、よくよく考えたら これはこの一年半の間パークやホテルがずっと強いられてきた変則的な営業の影響なのかもしれません。 完全休業した期間もありましたし、営業ができていた時期だって以前の1割~3割程度しかゲストを入れていなかったのですからね。(今日もそうですけれど。) でも。 盛大にお祝いする雰囲気が感じられないのはちょっと寂しいですが、とにかく私はこうして今日ここに来られたんだから そのことが私にとっては一番大事です。 パーク内に20周年のデコレーションが何も無くたって 個人的にお祝いをしたい気持ちに何ら変わりはありません。 もともと来る前から、せっかく開園20周年記念日当日にシーのパークに入園できるのなら「9月4日のディズニーシーに浸る」ということを主にしたいと考えていたのですからね。 購入したかった20周年関連のグッズは幸運にも昨日のボン・ヴォヤージュでだいたい手に入ったのでショップでのお買い物に時間を費やす必要もないし、パーク内レストランはアルコールを提供していないのでそれを楽しむ時間もとらなくていいし、その上きょうはビッグバンドビートの鑑賞も“ソアリン”の体験もできないことが決まったし(!!!)。 今日このあとは予定通りにディズニーシーの中をゆったりくまなく歩いて過ごすことに専念しましょう。 ただ、昼食を予約していた「ベッラヴィスタ・ラウンジ」にだけはどうしても行きたかったので、本格的なディズニーシー周遊はお昼ご飯後に始めることにして、予約時刻までのあと一時間ほどはホテルから近いヴェネツィアやアメリカンウォ―タ―フロント周辺を訪ね歩いて過ごすことにしました。 で、まず向かったのはミラコスタ通りに面したショップの中で本日唯一スタンバイパス無しで入店できる「フィガロズ・クロージアー」。 このお店にはスーベニアメダルを作成できる機械があり、20周年デザインの物も登場していたので作成しました。 それから、小さなお買い物をしたりスーベニアメダルを作ったりしながら「マーチャント・オブ・ヴェニス・コンフェクション」~「ヴィラ・ドナルド・ホームショップ」~「ヴェネツィアン・カーニバル・マーケット」と隣接しているショップを通り抜け、パラソル付きの丸テーブル客席が並ぶ軽食スタンド店の「ゴンドリエ・スナック」前へ出ると、なんとゴンドリエ・スナック、休業していました。 公式サイトで確認したら確かに「現在休業中」と表示されていましたが、昼間なのにこんなにしっかり「閉店」しているゴンドリエスナックって初めて見たかもしれません。 やっぱり、入場者数を絞っているのでショップもレストランも平常時と同じように全ての施設を開けてしまうと採算が取れなくなる ということなのでしょう。 気を取り直して、ヴェネツィアの運河に沿って流れ歩いていくと、ゴンドラ乗り場前で「5分ほどの待ち時間で乗れますよ」とゴンドリエのお兄さんから案内があったので、それなら食事にも間に合うし と 乗っていくことに。 以前なら小さな船に定員いっぱいのゲストを詰め込んでいたゴンドラも、きょうは密集回避のため三組ほどが乗ったところで航路へと漕ぎ出しました。 ちょっと見たところヴェネツィアの街角にも20周年を祝うバナーなどが見当たらなかったので、夫は「自分で旗を振ってお祝いする!」と言ってバッグから小旗を取り出して振っていましたよ。 (この時たまたま同じ舟に乗っていた他のグループの皆さんも殆どがこの「旗」を手に持っていらっしゃったので、私はなんだか嬉しくなりました。) ゴンドラから降りた後は、ブロードウェイを下ってウォーターフロントパークへ向かってみました。 ブロードウェイ沿いの「ニューヨーク・デリ」では営業縮小中のためか屋外のテラスが使用中止になっていて、少し寂しく思いましたよ。 そして、たどり着いたウォーターフロントパークにもお祝いのデコレーションは一切なし。 ホレイショスクウェアにも何もありませんでした。 ホットドッグワゴンの「デランシーケータリング」もビールを売る桟橋の「バーナクルビルズ」も休業中、パパダキス…やリバティ…などの小さなフードショップも軒並みお休みしているようでした。 こちら、みんな大好き「レストラン櫻のテラス」もビールを販売できない現在は「休業中」でした。 さて、このあたりで昼食の時間が近づいてきたので、私達は一旦ホテルミラコスタ方面へ戻ることにしました。 ホテルミラコスタに入館し、ベッラヴィスタ・ラウンジの店頭に伺ったのは13:30過ぎだったと思います。 キャストさんに名前を告げると、「テーブルの準備が整いましたらお迎えにあがりますのでロビーでお待ちください」と いつも通りの丁寧な言葉が返ってきました。 ちょっと覗いてみたところ、さすが開業開園記念日の土曜日、いつになく店内は混雑しているようでしたので 私達は案内があるまでのんびり気長に待つことにしました。 その後、10分ほどして通していただいたのは 本日はこんな席でした。 ちょうどこのころにはパーク内では雨が降り始めていて、ピアッツァトポリーノには傘の花がいくつも開いていましたよ。 こちらのお店で注文したのはもちろん、開園20周年記念のコース。 “東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!” ランチコースです。 現在はパーク内だけでなくホテルでもアルコールの提供はお休みとなっているので、残念ながら本日はワインは無しです。 (後日注:ホテルでのアルコール提供は10月2日より再開されました。) 最初にテーブルにやってきたのは 彩りの美しい前菜。 右上が信州サーモンのティンバッロ、下はパンナコッタにイクラ乗せ、左のは蟹や野菜の入ったクスクスサラダで、下のブルーのソースはバタフライピーの花の色素で色付けしてあるそうです。 東京ディズニーシーのシンボル「アクアスフィア」を表現したお皿 とのことでした。 偶然なのかわざとなのか、添えられているマメ科のお野菜がアクアスフィアの周りを飛ぶ蝶々のように盛り付けられていて 可愛らしかったです。 二品目はお魚とパスタ。 鯛のインパデッラにウニクリームとトマトのソース、貝殻型のごく小さなショートパスタ(コンキリエッテ)にオマール海老を添えて「マーメイドラグーン」を表現してみた とのこと。 白ワインが欲しくなりました。 お肉は牛サーロインのロースト。 ソースはシンプルなブイヨンのソースと「ンドィヤ」というチョリソーのようなピリ辛風味のソーセージのディップの二種類。 お肉はとても柔らかく仕上がっていて、文句なしでした。 付け合わせの野菜には白いチーズのソース(アルフレッドソース)がたっぷり添えられていて、チーズフォンデュみたいな味わいでした。 こちらのお料理は、お皿の黒に白と赤のソースで「SSコロンビア号」を表現したとのこと。 (かなりの想像力が要求されますね!) デザートのお皿にはミニーマウスのシルエットと20周年のロゴが描かれていました。 サツマイモのスフレとアイスクリーム、フルーツ、クッキーを リボンを頭に付けたミニーマウスに見立てて盛り付けてあるようでした。 白、黄、赤の水玉ソースはミニーさんのスカートの柄を表現しているらしいです とキャストさんはおっしゃっていましたよ。 食事の途中、14:15からは窓の外のハーバーではグリーティング “タイム・トゥ・シャイン!”が始まりました。 雨が降っていたので キャラクター達はレインコート姿、船が停止してのご挨拶は省略、という非常に簡素な短縮バージョンでしたが、なんとか開催されました。 開園20周年記念日の当日、長い時間ハーバー水際で待っていらした方も多かったので、中止になるほどの雨にならなくて良かったと思いましたよ。 (その3 に つづく…) ** ベッラヴィスタラウンジ の “東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!” ランチコース ** ・信州サーモンのティンバッロ ピュアホワイトのパンナ・コッタ 蟹とクスクスのインサラータ ・本日の魚のインパデッラ 雲丹のクリームとプッタネスカのフォーム コンキリエッテ オマール海老のペスカトーレ ・牛サーロインのアッロースト ンドゥイヤのディップとビーフのジュ 彩り野菜とアルフレッドソース ・さつま芋のスフレ アーモンドとバターのアイス オレンジ風味のエスプーマ ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2021年9月3日~10月31日 (6000) ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 14, 2021 07:17:57 AM
コメント(0) | コメントを書く
[【ホテルミラコスタ 宿泊】] カテゴリの最新記事
|
|