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「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

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September 4, 2022
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東京ディズニーシーのパークが開園してからちょうど21年となる9月4日の朝。
今日の一日をディズニーシーで過ごそうと思いついた私達は車で舞浜にやってきました。


当初の予定では今日は、シーとミラコスタの21歳のお誕生日を祝うために私達にとっての特別な場所であるオチェーアノにお邪魔して昼食をとり、レストランやロビーの窓からただパーク内の様子を眺めて「もう21年も経ったんだね~」と確認し納得してすぐに帰ってくるつもりでした。

が、せっかく今年は開園記念日が休日と重なるのだから「パーク内で何もしなくてもいいからちょっと入園して9月4日のディズニーシーをお散歩しようよ」ということになり、急遽オンラインでチケットを購入してやってきたというわけです。

ホテル宿泊の手配もしないで 中高年の私達が残暑厳しい舞浜のパークで果たして無事一日過ごせるのか…?
少々不安ではありましたが、まあ 万事のんびり行こうと心に決めていればきっと大丈夫でしょう。



というわけで。
本日の私達、首都高をおりてリゾート外周道路に入ったのはパーク開園まで(おそらく)あと一時間となる7:15くらいのことでした。
ホテルではなくパークの駐車場を目指すのはたいへん久しぶりだったので、特徴ある駐車場入り口が見えてきただけで私の胸は少し高鳴りました。




特に混雑もなくスムーズに料金所ゲートを通過した後 誘導されたのは立体駐車場の2階、パークのエントランスサウスに下りるエスカレーターにとても近い区画でした。

いつもの私達だったら「ミラコスタに近いエントランスノースから入園したい!」とこだわってノース側に回るところでしょうが、せっかくこんなに近いところに車とめられたんだから... と 今日は素直にサウス側におり、チケットブースの屋根下に向かって幾列も作られている入園待ち列の最後尾に並ぶことにしました。

時刻はこの時だいたい7:25くらいで、どの列も並んでいるのは40~50人くらいかな といったところ。
開園記念日と日曜日が重なっているにしてはずいぶんと穏やかな混雑具合のように私には見受けられました。
(開園記念日だからといって特に記念のセレモニーやショーがあるわけでもありませんからね~ あたりまえなのかもしれません。)


7:40くらいからは 待ち列周辺のキャストさんから「本日のパーク開園時刻は45分繰り上がって8:15、保安検査の開始は7:55」というアナウンスが繰り返しなされるようになりました。

7:50頃には列の先頭が保安検査の場所まで大きく動き、予告通り7:55に保安検査が始まり、私達は8:00には検査を通過して入園ゲート前のエリアに入ることができました。



このタイミングで初めて ゲストに対してキャストさんから「本日で東京ディズニーシーは開園21周年をむかえます!」というアナウンスがあり、周りからは  へ~ そーなんだー… というような声とともに静かな拍手が起こりました。
そんな、数年前とは比べ物にならないくらいのどかなゲート前にいて私は「大きな節目だった開園5周年や10周年の記念日とは違って今日はごく普通に遊びに来た方が多いんだなー きょうは一日平和に過ごせそうだなー」と、安心しましたよ~


8:15になってパークが開園すると、2分ほどで私達は入園することができました。



今日は21周年記念グッズを扱うショップ「エンポーリオ」がスタンバイパスを発券するとのことでしたので私はまずそちらを取得し(この時点で「入店時刻9:25~」でした)、ディズニーシープラザでのマリタイムバンドのパフォーマンスを少し眺めてから、ミラコスタ通り入口両側に並んで立って笑顔で手を振るキャストさん達に手を振り返しながらメディテレーニアンハーバー ピアッツァトポリーノへと向かいました。


ミラコスタ下のトンネルをくぐりぬけると、そこはまだ人の少ない美しい朝のパーク。

記念写真を撮ろうと思ってふと見ると、プロメテウス火山の前に広がる水域にはヴェネツィアンゴンドラが一艘漕ぎ出してきていて ゴンドリエさん達が入園してくるゲストに向かって大きく手を振ってくださっていました。



パーク営業時間中はヴェネツィア地区の運河を航行していて決してこんなところまでやってこないゴンドラが火山前の広ーい水域に浮かんでいるなんて いかにも開園直後らしい光景だなあー
…と思ってしばらく眺めていると、さらにもう一艘ゴンドラがハーバーの中央あたりまでやってきました。
そして、続いてもう一艘…

すると今度は、普段は決まった航路のみを運航しているトランジットスチーマーラインの船までもが次々とハーバーに姿を現してきました。

最後には五色の船とゴンドラがきれいに整列して プロメテウス火山の前に勢ぞろい。



小さな船ばかりだけど集まるとけっこう壮観だなー と思っていると、やがてハーバー一帯にはスチーマーラインの汽笛が響き渡りました。
まるで開園21周年記念日の朝をお祝いしているかのようでしたよ。

その後 五隻のスチーマーラインは火山の前の水域を大きな輪を描くようにくるくると運航して、8:35くらいにはゴンドラと共にそれぞれの配置に着くため火山の前の水域からゆっくりと去っていきました。


船たちの朝のご挨拶を最後まで眺めて、次に私達が向かった先はアメリカンウォーターフロント。
スチームボートミッキーズの脇からレストラン櫻の裏に抜けて、ハドソンリバー沿いの日陰のベンチで少し休憩することにしました。



もう休憩? と思われるかもしれませんが、今日は朝からお天気が良く この時すでに気温が30度くらい(あくまで推定…)あったので、高気温に弱い私には「日陰」が必要だったのです。

で、本日はほぼ無計画で来ていた私達はここで初めてスケジュールを確認してショーの抽選などをし(そしてすべて見事に外し)、その結果を踏まえて一日の予定をざっと決めました。
(9:25になったらエンポーリオでお買い物→行けたらビッグバンドビート初回→オチェーアノで昼食→→… 残りの時間はお散歩しつつ21周年のスーベニアメダル探しなど  って いつもと同じ感じ?)

このとき時刻は8:40くらいで最初の予定まではあと40分以上あったので、私達は「この21年間の思い出の場所探訪第一弾」と称して とりあえずはウォーターフロントパークへ。



かつてはステージが設置され、何年にも渡って様々なショーが上演されて賑わってきたこの公園も 今朝は人影もなく静かです。



この時点で本日のパーク開園時刻から30分が経っていましたが、アトラクションの稼働は正式開園時刻の9:00からとのことでしたので、入園した皆さんはこの時間はそれぞれお目当ての場所の待ち列などに並んでいらっしゃったりするのでしょう。

路面から噴き出すリズミカルな噴水と戯れる子供たちの姿もまだなく、ポーズをとって写真撮影をする若い方々もいらっしゃらず、公園内には朝の清々しい香りだけが漂っていました。



ここでも私達は日陰を求めて、かつてブロードウェイミュージックシアターの入場待ち列が作られていたこともある あずまや脇の曲がりくねった小径へ。

…クリスマスのショーを待つ時なんか、この植栽の縁に腰掛けて何時間も並んだよね。懐かしいな。
…こっちのあずまやからは「リズム・オブ・ワールド」や「クリスマスホリデー・イン・ニューヨーク」を観たこともあったよね。



このあたりの場所に来て、同じように懐かしく感じる方もきっと多いことでしょうね。


その後は、SSコロンビア号の甲板まで上がり(まだレストランの営業開始前なのでエレベーターは動いていませんでした)、高いところからディズニーシーの景色を眺めてみました。



赤いハドソンリバーブリッジの袂、ケープコッドのスチーマーライン乗り場がただいま工事中らしく、景観としては少々残念な感じ。
でも、ケープコッドの灯台や水門の先の本物の海まで眺めることができたので満足でした。


(オフィシャルホテルも見えちゃってますけれどね!)


気づくと時刻が9:10過ぎていたので、私達はSSコロンビア号から地上におりてアメリカンウォーターフロントからヴェネツィアを抜け、メディテレーニアンハーバーのショップ「エンポーリオ」前へと向かいました。


今日この時間のエンポーリオは入口がピアッツァトポリーノ側の一か所に定められていて(出口も一か所でした)、入店する前には朝方取得したスタンバイパスをスマートフォンに表示させてキャストさんに提示することが必要でした。
21周年記念グッズに関しては購入個数の制限もありましたし、そもそも本日朝一からのパーク入園者数がそんなに多くなかったようで、エンポーリオの店内は棚の前もレジもとても平和でお買い物もしやすかったです。


(この後エンポーリオは 午後の比較的早い時間からスタンバイパス無しでも自由に入店できるようになっていました。)


順調に会計も済ませて、エンポーリオの外に出たのは9:50頃。
これくらいのタイミングなら先着順で鑑賞できるビッグバンドビートの初回(10:55)にも席を選ばなければ行けるだろう と私達は考えて、再びアメリカンウォーターフロント方面へと向かうことにしました。


ブロードウェイミュージックシアター前の待ち列最後尾に到着したのは10:00前頃でした。

通常とは違い 今日は列の先頭はシアター内のロビーにあるようで(熱中症対策かもしれませんね)、私達の前にどれくらいの方がいらっしゃるのかはよくわかりませんでしたが、キャストさん達の対応を見る限りでは「定員まではまだまだ余裕あり」といった感じでしたよ。



会場内の客席への誘導は今日は10:15頃から少しずつ始まり、その10分後には私達も着席することができました。

私達が入場した時は中央ブロックは後方までほぼ埋まっていましたが(注:バケーションパッケージ用の予約席などもあるので)、両サイドのブロックならかなり前方の座席もたくさん空いているような状況でしたので、サイドブロックの通路沿いから3~4~5席目あたり 前から5~6~7列目あたりで二人分の座席を確保することにしました。
ショー開始時刻の一時間前を切るタイミングで来てこれくらいの席に座れるのなら きょうはけっこうラッキーなんじゃないかなー! って思いましたよ。


ショーの方も、言うまでもなくとても素晴らしかったです。

タイトルが「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート」となり ステージ上から生演奏や歌が消えて久しいですが、あとに残され 様変わりしたショー内容を自分たちだけで支えることになったキャラクター達やダンサーの皆さんの奮闘ぶりは相変わらず凄まじいほどでした。

以前よりもゲストの視線がひとつところに集中しますものね~  その緊張感は如何ばかりか…と思います。
ステージの上の本気のパフォーマンスに今日もただただ圧倒され続けた25分間でした。



ショー終了後は、昼食時間が迫っていたために少し急いでホテルミラコスタ方面へと向かいました。

途中、スーベニアメダルのデザインをチェックするためヴィラ・ドナルド…やフィガロズ…、ガッレリーア…などを覗きましたけれど 21周年のものは見当たらず。
昼食後に他のショップを巡ってみよう ということになりました。




(​その2​ に つづく・・・)



◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。

利用なさってみてください。

◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇





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Last updated  September 19, 2022 09:35:47 AM
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