カテゴリ:【ホテルミラコスタ 宿泊】
(前日から続く) さすが外が見えないお部屋に宿泊しているとあって ふだん眠りが浅い私もしっかり眠ることができ、気持ちよーく自然に目覚めたのは5:30頃でした。 すぐにベッドから飛び起きてコーヒーをいれ前夜サンセットサンドリ―で調達してあった軽い朝食をとると、私はさっそく身支度を始めました。 昨日ホテルの方に教えていただいたところによると、今日のディズニーシーは一般の開園時刻が8:45、ハッピーエントリー開始は8:30とのこと。 7時ころには部屋を出たいなあ と夫が昨夜つぶやいていたような気がするので、6:30近くなっても起きないようだったら声をかけようと思いながら荷物をまとめていたら、6:00過ぎのモーニングコールですんなりと自力起床できたようで、恒例の朝風呂→軽い朝食と順調に支度も進み 夫の希望通り7:00前に私達は荷物を携えて部屋を出ることができました。 (たくさん寝たのでいつになくご機嫌のよい夫。) そして、アンバサダーホテル地下駐車場を出てホテルの敷地を出て 交差点をふたつほど通過すると、そこはもうホテルミラコスタの車路ゲート。 昨年の同時期に同じようにこの坂を車で上った時はちょうどホテル正面玄関が外壁工事中で幕が張られていて景色が違っていましたが、今年のホテルミラコスタはいつも通りの美しい姿で出迎えてくれました。 正面玄関車寄せにはこの時間たくさん荷物を積んだ小さなお子さん連れの車も到着していたようで、数人のドアサービスキャストさん達が車の誘導や ついついはしゃいでしまいがちなお子さんたちの安全の確保、荷物のお手伝いなどきびきびと立ち働いていらっしゃいました。 私達もキャストさんの手をお借りして車から荷物をおろして預け、その後はいつものように夫は車を運転して駐車場へ、私はパークエントランスノースの「ハッピーエントリー専用エントランス」へと向かいました。 石造り風の小さな階段を下りながら専用エントランス周辺を見遣ると、なんだか今朝はずいぶんと列が長く伸びているように感じられました。(久しぶりだからそう思っちゃうのかも…?) 右と左の二本に分かれてゆったり待機しているハッピーエントリー待ちのゲストの列を遡るようにして最後尾まで歩いて行くと、なんとまもなくバスターミナルに届こうかという位置まで来てしまいましたよ~ 時計を見ると このとき時刻は7:12。 アンバサダーホテルの部屋を出てからここまで15分もかかっていません。 ――やっぱり早いし、ラクだなあ。 すっかり前泊することに慣れてしまって もうクセになってしまいそうです。 5分ほど経つと 車をホテル駐車場にとめ終えた夫が待機列までやってきました。 このころには待機列がいよいよバス停に達して折り返してしまっていたので、最後尾あたりにはパークキャストさんがやってきて 立ち上がって移動の準備をするように とアナウンスをし始めていました。 7:30頃にはハッピーエントリーの列の周辺にはホテルミラコスタのキャストさん達が姿を見せ始めました。 時を同じくして先頭では保安検査が始まったらしく列はどんどん前進し、私達も7:40過ぎに保安検査場を通過、入園ゲート前のエリアに入ることができました。 (待機列がずいぶん長いように思いましたが、実際に私達の前に並んでいた人数はそんなに多くなかったみたいです。) パークに入れるまであと40分くらいかな? …でも、ハッピーエントリーの待機列は一般の入園待ち列に比べたら人口密度が格段に低いので 待っている間ストレスを感じることも殆どありません。 ありがたいことです。 それにしてもきょうもまた良いお天気。 朝のテレビの天気情報でも言っていましたが、今日は気温が25度を超え30度近くまで上がるそう。 熱中症にならないよう気をつけて過ごさないとね~ 8:10になると、パーク内の奥の方から大勢のキャストさんが手を振りながら出ていらっしゃって配置に着き、パークゲート周辺で開園の準備をし始めました。 おお、そろそろ私達も入園の準備をしなくては! (この券はゲートを入る時に回収されます) 8:20にはゲートのシャッターが開けられ、さらに数分経つとゲートの向こうのディズニーシープラザにはキャラクター達が朝のご挨拶のために姿を現しました。 あ!ミッキーだ! ミッキー来た!! (すかさず隙間から写真を撮る夫。) キャラクター達は入園ゲートの近くまでやってきてゲストに手を振りながらディズニーシープラザをぐるーっと一周して、再びミラコスタ通りの向こう ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの方へと戻っていきましたよ~ そうして8:30、ハッピーエントリー開始。 私達もすぐに(1分後くらい)入園することができました。 エンポーリオのショウウインドウ、カウントダウンの数字は「33」。 ハーバーで出迎えてくれているミッキー達に手を振り返しながら、私達は今朝は左手のアメリカンウォーターフロント方面へ向かいました。 いつ以来かちょっとわからないくらいの「トイストーリーマニア」です。 入園してから写真を撮りながらここまで普通に歩いてきて、トイビルトロリーパークの入口に着いたのは8:38頃でした。 ふと見ると、以前この場所に設置されていた「ファストパス」の発券機が撤去されてなくなっていました。 これからはこの屋根下にもゲストの待ち列を作るのでしょうかね~ アトラクションが稼働するのは一般の開園時刻からということでしたので建物のちょうど入口あたりの屋根下でそのまま少々立ち止まり、再び列が動き出したのは8:45過ぎのこと。 その後10分ほどで乗り場まで辿り着きました。 トイストーリーマニアから出た後は、アメリカンウォーターフロントの景色を眺めにホレイショスクウェアへ。 30分待ちだったタワーオブテラーも20分待ちだったタートルトークもスルーして、昨日乗りそびれた小さなアトラクションを楽しむためにエレクトリックレールウェイに乗って(9:10頃5分待ちでした)ポートディスカバリーステーションへ向かいました。 到着後はマーメイドラグーンまで歩いて スカットルのスクーター。(9:30頃 10分待ち) アラビアンコーストへ行き、ジャスミンのフライングカーペット。(9:45頃 5分待ち) 私の大好きなこのふたつのアトラクション、小さなお子さんたちにも大人気でしょうから、ファンタジースプリングスがオープンしたらきっと今より待ち時間が長くなっちゃうんだろうな~ 今のうちに楽しむことができて良かったです。 その後は、ロストリバーデルタの船着場からスチーマーラインに乗ってメディテレーニアンハーバーへ戻り。 10:30頃、ザンビーニブラザーズ・リストランテでビールを購入し、二階奥のテラスへ。 途中で購入した軽食と一緒に藤棚の下のテーブルでいただくことにしました。 今年は例年より咲くのが早かったようで藤はもう花が終わってしまっていましたが、ソアリンの建物は相変らず瀟洒な姿を見せてくれていました。 美しい博物館の建物を眺めながらビールを楽しんでいると、 昨日これくらいの時間にビッグバンドビートの初回座席抽選にエントリーしたら当選したから今日もやってみるかーと 夫。 えいっ! と抽選ボタンを押したところ、本日もめでたくご当選。 なので11:00過ぎには席を立ち、ハーバー沿いを歩いてブロードウェイへ向かうこととなりました。 (ホテルミラコスタ、今日のお部屋はどこになるかしらん?) ああ ほんとうにいいお天気。 ピアッツアトポリーノ上空には青い色しかありません。 さて、座席を得られた11:30のビッグバンドビート。 今日は前方のCブロック中盤からの鑑賞となりましたけれど、同じ列番号なら中央ブロックよりもサイドの方がステージからの距離は近くなるうえに 私の席からステージ方向を見た時の前方二列分がどういうわけだかまとまって空席になっていたので見通しがよく、なかなか楽しかったです。 エントリー制度は思いが叶わなくて悲しい時もあるけれど、当選した場合はそれなりに いつも何らかの楽しみが見いだせるものですね。 ショー終了後は、きょうはちょっと早めの昼食のためポンテヴェッキオを渡って「マゼランズ」へ。 お店の前に着いたのは12:05。 いつ見ても素敵なお店構えです。 マゼランズはここ数年、上階の「マゼランズラウンジ」だった広い空間をウェイティングエリアとして使用していましたけれど、今日は特別体制になる前と同じの お店入口横のちょっと狭い感じのソファがウェイティングエリアとして使われていました。 ほんのちょっとだけそこで待ち、案内された席は今日は本棚の奥の隠し部屋、ワインセラールーム。 注文したのは、シェフズ・イマジネーションのスペシャルコース。 こちらのお店のテーマはファンタジースプリングスの中の「ピーターパンのネバーランド」だそうです。 コースは「ペアリングワイン(三杯)付き」と「お料理のみ」を選べるので、夫はお料理のみにグラススパークリングワインを一杯だけつけて、私の方はペアリングワイン付きでお願いしました。 で、以下お料理の記録です。 前菜はティンカーベルのご登場。 「ピクシー・ホロウ」ですね~ 大きなまあるい葉っぱの陰に、いかにもティンクが隠れていそうじゃないですかー? 実際は、茂みのようになっているサラダの下に隠れているのはズワイガニと帆立貝柱です。 手前ブルーのはバタフライピーで色付けしたソースで、右側のスプーンの中にはティンクの魔法の粉(金粉)入りバルサミコ。 ブルーのソースに魔法の粉をふりかけるとピンクに変化する という趣向でした。 お魚は鱧と茄子をミルフィーユ仕立てにしたもので、これは大変美味しかったです。 ファンタジースプリングスのピーターパンエリアにオープンする迷子たちのレストラン「ルックアウト・クックアウト」の「建物外観」をイメージしてミルフィーユ状にしたそうです。 付け合わせは舞茸やゴボウやカリフラワー、揚げた湯葉などで、これがいかにも「男の子たちが森の中で拾ってきそう」な木の枝や石のように見えて さまざまな物語を想像してしまいます。 セミドライトマトを使った酸味のあるソースも添えてありました。 左側のソースはホワイトアスパラ、黒いのは粒状のバルサミコ。 付け合わせからつながるように手前に置いてあるのはカラスミで、他のものと合わせて酸味と塩味を調整しながらいただけるのも楽しかったです。 お肉は牛フィレのロースト、付け合わせにはヨークシャプディング。 両方ともイギリスの伝統的な家庭料理です。 新アトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」をイメージしたとおっしゃっていたので、子供たちが空を飛んで戻るロンドンの家の食卓を表現したのでしょうかね~ たっぷり添えた揚げ葱やホースラディッシュも良かったです。 デザートはベリーのケーキ、ベリーのソース、ベリーのソルベ。 色からして分かる通りフック船長イメージです。 ケーキの白い生クリームはフック船長の帽子についている「羽」とのこと。 それと同時に小菓子も出てきました。 マカロンと「マゼランズ」の文字の入ったチョコレートです。 私のお皿の方はなんと「羽」増量で、さらに小さなバースデープレートも添えてありました。 (今月5月は私の誕生月ということで前日アンバサダーホテルでシールをくださって、日にちがまだ先なのでこっそり付けていたのですが、キャストさん達は本当に目ざといです。) マゼランズのお料理がおいしいのは以前からよ~くわかっていますけれど、今回はその上にピーターパンの物語を思い出させてくださったり 新しいエリアについての想像を巡らせて期待を感じさせてくださったり、と 非常に楽しい食事になりました。 私達の世代や私達の上の世代にとっては「ピーターパン」はとても馴染み深い物語です。 こんなふうにして、懐かしい物語が新しい世代の若い皆さんにも楽しんでいただけるのは嬉しいですね。 ありがとうございました。 食事を終えてマゼランズを出たのは14:30近くになった頃でした。 それから私達はソアリンの前を通ってザンビーニブラザーズ・リストランテ前の階段を下り、ホテルミラコスタに向かいました。 (その2 に つづく・・・) * マゼランズ の ~シェフズイマジネーション~スペシャルコース ペアリングワイン付き * ・ズワイ蟹と帆立貝のガトー仕立て 《スパークリングワイン》ロータリ ブリュット ロゼ(ロータリ) ・鱧のミルフィーユ風、ホワイトアスパラガスのピュレ 《白ワイン》シャルドネ(ショウ・アンド・スミス) ・国産牛フィレ肉のロースト、グレイヴィーソース 《赤ワイン》ピノ・ノワール アレナリア(クロ・デ・フ) ・パン ・ミックスベリーケーキ、ラズベリーソルベ添え ・ミニャルディーズ ・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・2024年4月1日~8月31日 《16500》/(12000) ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 23, 2024 02:04:53 PM
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