スターウォーズ魂！！

何万年も栄えてきた共和国・・・しかしそれをまとめる法律はあまりに膨大になりすぎて各惑星のあらゆる行動に規制がかかっていた。また共和国の機能を維持するための重税は裕福でない惑星にとっての死活問題だったのだ。
こんななか突如現れたのが元ジェダイマスターのドゥークー伯爵である。偉大なジェダイマスターであった彼が共和国の不当を訴え、改革を主張したのだ。たちまち共和国に不満のある惑星や組織は彼のもとに集まった。
通商連合、惑星ジオノーシス、コマース・ギルド、インターギャラクティック銀行グループ、惑星アンドー、テクノユニオン、惑星クーリバーなど数百の惑星や星系の連合である。

　　　　　　　　　　　　　　　　

独立星系連合が正式に発足するまでの数ヶ月間、分離主義勢力による多くの暴動が散発したが、ジェダイ評議会はこうした活動にドゥークーが関与しているという事実を認めようとしなかった。そしてこの1,000年の間で初めて、共和国に全面戦争の恐怖が吹き荒れる。少数のジェダイ騎士団だけでは、分離主義者によって火をつけられた散発的な暴動を阻止することができない。パルパティーン最高議長は交渉による平和的解決に自信を覗かせるが、すべての人々に良識があるわけではなかった。

共和国のパルパティーン議長はドゥークーに話し合いを呼びかけるが反応はなく、共和国の元老院議員たちはその脅威に共和国軍設立を求めるがアミダラ議員の暗殺未遂事件で延期される。
元老院では、分離主義者の間で急速に戦争の準備が行われていることに誰も気付いていなかった。ドゥークー伯爵は銀河系で有数の資金力を持つ大企業、企業同盟、通商連合、テクノ・ユニオン、インターギャラクティック銀行グループ、コマース・ギルドの各代表を召集し、資本主義への頑なな忠誠と改革を約束していた。その代わりとして、各企業は巨大な軍事力を分離主義運動に提供したのだった。分離主義者たちは銀河系の至るところにドロイド軍を展開させ、共和国を圧倒することになる。このとき既にドゥークーは10,000を超える星系が分離主義運動に参加すると目論んでいた。

テクノ・ユニオンの工場惑星ジオノーシスにある薄暗い会議室で、ドゥークー伯爵は提案を行い、独立星系連合が正式に発足される。しかし、この会合の内容はジェダイ騎士オビ＝ワン・ケノービの知るところとなり、重大な危機として共和国に警告されたのだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

共和国は分離主義勢力に対する先制攻撃でそれに応じ、新造されたクローン軍を投入してジオノーシスを攻撃する。引き続き行われた壮絶な地上戦をもって、共和国と分離主義勢力との間でクローン大戦が勃発したのである。分離主義勢力はジオノーシスの戦いで敗退したが、分離主義者たちは再編成され、クローン大戦の戦場は銀河系全域に拡散することになる。