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カテゴリ:SWキャラクター
キ=アディ=ムンディは二つの脳を持つスリアンのジェダイ・マスターで、ジェダイ評議会の重鎮である。彼は頭脳明晰、冷静沈着でかつ戦闘となると最前線で戦う知勇兼備のジェダイであった。
ヨーダに習った彼はジェダイ騎士になると故郷スリアに戻る。故郷の一族を苦しめていた盗賊団と戦うためであったが、若いムンディは首領を甘くみて敗北・・・なんとか脱出して二度目の対決で倒した。そしてかつての首領ビン=ガーダ=ゾンが再起を図ってムンディの命を狙ったが、ムンディは彼を倒す。しかしビン=ガーダ=ゾンの命は助けたのであった。 キ=アディ=ムンディはそれからスリアに住み着き、30年もの間ジェダイ騎士団に忠誠を誓いつつスリアを守り、結婚し、七人の娘を得てジェダイの中で異色な存在であった。 ムンディが60歳になったとき、彼の娘の一人がスリアの工業化を目指すものとムンディをはじめとする反対派の論争に巻き込まれ、誘拐されてしまう。彼は娘を追って惑星タトウィーンに行き、見事娘の救出に成功する。そしてこの時通商連合が自分達の船団に強力な武装を施そうとしているのをしるのである。 その後、キ=アディ=ムンディはジェダイ評議員となりコルサントに戻った。彼は30年以上故郷にいたためパダワンがなく、評議会で唯一マスターでなかった。しかしナブー紛争の際にはアナキン=スカイウォーカーのテストやシス卿について意見を述べてその存在感はマスターと変わりなかった。 ナブー紛争後ムンディは行方不明となっていたシャラド=ヘットというジェダイマスターの捜索にでた。タトウィーンでタスケンのなかに彼を見つけたムンディであったが、オーラ=シングという女賞金稼ぎに邪魔され、ヘットはこの賞金稼ぎに殺されてしまうのである。オーラ=シングはただの賞金稼ぎではなく、ダーク=ウーマンという謎のジェダイに見出されながらもダークサイドに堕ちたダークジェダイであったのだ。ムンディはヘットに報いるため彼の息子アシャラドをパダワンにしたのだった。 10年後のクローン大戦勃発後、ムンディはクローン軍の将軍として各地で連戦。ジェダイ・マスターダクマン=バレックの救援要請にジェダイ部隊を編成して惑星ハイポリへ救援に行った。しかしここで彼らは強大な敵と遭遇するのだ。独立星系連合の将軍、グリーバスの罠に落ちたムンディたちは部隊が壊滅。ジェダイもほとんどグリーバスのライトセーバーに倒れ、なんとかグリーバスと斬り合えていたのはムンディ一人となってしまう。ARCトルーパーが救出に現れたことでなんとか瀕死のアイラ=セキュラ、シャアク=ティーと共に彼らはハイポリを脱出したのだった。 1年後、ムンディは惑星アーゴナーでジェダイマスターバルター=スワンとともにクローン軍を指揮していた。戦況は不利であり、彼のパダワンアシャラド=ヘットも戦死してしまう。ムンディたちは最後の特攻をするかどうかに迫られていた。しかし彼はイオンの嵐を待つことに賭けて部隊に現状維持を指示、これが成功しさらにアナキン=スカイウォーカーの救援もあって戦況は逆転。勝利に導いたのだ。 その後評議会は一時アナキンの指導をムンディに託し、二人はコルサントの元老院でクローン戦争の現状を報告する演説をしたのである。 ムンディとアナキンは次に海賊討伐のためバロナット星系に派遣され、そこでアナキンは死んだと思われていたオビ=ワンのフォースを感じ取る。止めるムンディの言葉に耳を貸さずにアナキンはリフロアへ向かい、オビ=ワンを見つけるのであった。ムンディはアナキンの訓練の難しさを痛感し、彼の指導権をオビ=ワンに返したのである。 クローン大戦末期、ムンディはコマンダーバカラとクローン部隊を率いて銀行グループの重要拠点惑星マイギートー攻略戦を指揮していた。しかし共和国の元老院議長パルパティーンがシスの影響下にあると考えていたジェダイ評議会はその強大な権力を元老院に返還させるべく動いていた。キ=アディ=ムンディもホログラム通信で評議会に参加し、彼は評議会がパルパティーンから権力を取り上げ、ジェダイが一時的に元老院を統治するという非常手段を提案した。 しかしこの案は失敗した。パルパティーンから権力を取り上げに行ったマスターウィンドウら四人のマスターは、シス卿ダース・シディアスであると自ら暴露したパルパティーンに返り討ちにされてしまう。そしてパルパティーンはオーダー66を発動。各地でクローンがジェダイを撃ち殺した。 マイギートーの最前線で戦っていたキ=アディ=ムンディも彼に従っていたクローンたちに突如裏切られ、必死の防戦むなしく十字砲火のなかに倒れたのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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