エピソード2 クローンの攻撃(2)
カミーノではオビ=ワンがジャンゴを捕らえようとしていた。スレーブ1で逃げようとしていたジャンゴとボバ。ジャンゴはオビ=ワンと交戦し、なんとか撃退。スレーブ1で脱出する。だがオビ=ワンもスレーブ1につけた追跡装置を使ってジャンゴを追っていた。激しいドッグファイトの後、死んだふりでジャンゴを騙したオビ=ワンは彼を追ってジオノーシスへと着陸し、そこでドゥークー伯爵を中心にヌート=ガンレイなどの分離主義者たちがバトルドロイドをすでに大量生産して共和国に戦争をしかけようとしているのを知ったのだった。 タスケンのキャンプについたアナキンは母のシミを見つけたが、虫の息であったシミは息子の姿に喜び、愛していると一言言った後息絶えた。怒りに我を忘れたアナキンはタスケンを皆殺しにしてキャンプを壊滅させた。母の亡骸をラーズのもとで葬ったアナキンはこうなったのは自分の力量不足と彼を認めないオビ=ワンのせいだと叫ぶ。パドメはこれをなだめた。そこにオビ=ワンから連絡が入る。通信をコルサントに中継してほしいというものだった。オビ=ワンは事の次第を議長や評議員に伝えたが、直後に分離主義者に捕らえられてしまう。この非常事態に議長に非常時大権を与えるべきと副議長のマス=アメダは主張したが、パルパティーンはそんな大胆な提案はパドメ議員がいない以上するものがいないと嘆く。これを見たパドメの代理のジャージャーは元老院で大演説をしてパルパティーンに非常時大権を与えるべきだと訴えた。元老院は大歓呼の中これを快諾し、パルパティーンは直ちにクローン軍の設立と分離主義運動打倒を宣言したのである。そしてメイスはジェダイを率いてオビ=ワン救出に向かい、ヨーダはクローン軍を受け取るべくカミーノへむかった。アナキンはパドメの護衛を最優先に命ぜられていたが、オビ=ワンを救出するためパドメと共にジオノーシスへと向かった。捕らわれたオビ=ワンのもとにドゥークー伯爵は現れ、彼に共和国はシスの暗黒卿ダース・シディアスにのっとられており、分離主義同盟はこれを倒すものであると話す。そしてオビ=ワンのかつてのマスタークワイ=ガンがドゥークーのパダワンであったことを持ち出して彼にも仲間になるようもちかけた。しかしオビ=ワンはこれを信じず、拒否するのであった。ジオノーシスに到着したアナキンとパドメはオビ=ワン救出を図ったが失敗。逆にジャンゴに捕らわれてしまう。捕らわれた三人は処刑を宣告され処刑場のアリーナへと引き出されるのであった。この時パドメもアナキンに愛を告白した。三匹の猛獣と必死に格闘する三人。この処刑を楽しんでいたドゥークー伯爵、ガンレイ総督、ポグル大公、フェット親子であったが、突然紫の光刃がジャンゴの首に突きつけられた。メイス=ウィンドウが現れたのだ。アリーナの各所で起動されるライトセーバー。200人のジェダイが三人の救出に現れたのである。瞬く間にアリーナはジェダイ騎士団とバトルドロイドの戦場に変わった。アナキン、オビ=ワン、パドメも解放されて戦いに加わる。メイスもアリーナに下りて戦いに加わり、ジャンゴを倒すが多勢に無勢、ジェダイは次々に倒れていく。20人弱にまで討ち減らされたジェダイに対してドゥークー伯爵は降伏を勧告した。降伏を拒否し、ジェダイ達は最後を覚悟した。まさにその時マスターヨーダがクローン軍を率いて現れた。戦局は逆転する。ジェダイに率いられたクローン軍の大軍の前に分離主義独立星系連合軍はバトルドロイド全軍を投入するが体勢を立て直せなかった。戦いの不利を察したガンレイ、ポグルら分離主義の幹部は早々と脱出。ポグル大公は最終兵器の設計図をドゥークー伯爵に託した。 ドゥークーも脱出のためドックへと移動したが、そこにアナキンとオビ=ワンが現れた。二人はドゥークーと戦ったがこの元ジェダイマスターはあまりに強かった。オビ=ワンは戦闘不能に陥り、アナキンも右腕を失って倒されてしまった。そこへジェダイ騎士団最強のマスターヨーダが現れた。ドゥークーのかつてのマスターはダークサイドの力を防ぎ、ライトセーバー戦でドゥークーを圧倒する。不利を察したドゥークーはオビ=ワンとアナキンに柱を倒して潰そうとし、これを救おうとしたヨーダの隙を見て脱出した。数日後ドゥークーはコルサントの工業地帯に到着。彼のマスターに最終兵器の設計図を渡し、戦争が始まったことを伝えた。すべてシスの計画通りである。ジェダイ評議会ではドゥークーがダークサイドに堕ちたことに驚きが満ちていた。そして多くのジェダイが失われたこと、戦争が始まったことを認識しなければならなかったのである。この時元老院前では整然と並んだクローン軍がパルパティーンや議員達の前で続々と出撃していくのを見守っていた。クローン大戦の勃発である。 その頃アナキンはナブーでパドメと結婚した。ジェダイは結婚を禁止しており、この結婚は内密に行われたのだ。この挙式を見守っていたのはドロイドのC3POとR2D2だけであった。