縄文杉。
会いたかった縄文杉に会うことができました。けど、道のりはなかなかなもの。だった。十時間!森の中。コケの中。巨樹の中。ガイドさんを雇わずに、家族だけで歩いてみたんだ。ホテルで朝食用のお弁当と昼食用のお弁当を作ってもらっておいて。私のリュックに詰め込む。家族四人分これが結構重いのよ。主人のリュックには家族四人分の着替えと雨具。これも重たそう…。子供達にも持たせればよかったんだな?と、あとでちょっぴり思うけど。ね。早朝5:00のバスに乗り込んで。『荒川登山口』まで一時間半程。バス停につくとショボショボと。雨?霧雨っぽいんだけど。まずは、ここで、朝食。単独の『やく猿』に出会うも。昨日出会ったほのぼのお猿さん達とは大違いで。登山客のお弁当狙いのやんちゃなお猿さんだった。いかにもすばしっこくって。乱暴だったんだ。お弁当食べているとね。晴れてきたの。それでね。荒川登山口で。虹を観たわ!スタートにふさわしく。ね。ちょこっと感激!軽く準備体操をすませて。じゃすと7:00に出発。さあ。ここから『大株歩道入口』まではトロッコ道をひたすら歩くんだ。最初の『トンネル』は味があるよ。こっから!って気持ちがわいてきたもの。作業用のトロッコとも二台すれ違う。私たちが譲るのよ。だって、トロッコ軌道のまん中歩いているからね。長袖・長ズボンの私と子供達。見る間に汗だくんちょ。『小杉谷橋』手前で、着替える。子供達は半袖にチェンジ!橋の手すりができたばかりで。(今年の三月竣工だったんだと思う。)とてつもなくりっぱ!だった。わ。『小杉谷小・中学校跡』って言うことは。ここに通ってた子達がいたんだぁ。と、思うと。すごっ!って。思ってたんだ。あとでガイドブックみてみると。林業が盛んだった頃集落があったんだって。ね。で。小・中学校がこんな奥にね。屋根付きの休憩所が近くにあって。ほんといい休憩所。ちょうど一時間くらい歩いたあたり。なの。30分程歩くと。最初の杉『三大杉』に出会う。1,500年前に倒れた一代目の杉の上にニ代目の杉が成長して。350年前に二代目が切られちゃって。二代目の切り株から三代目が成長してるんだけど。それが30メートル位もあるの。今や。近くで説明していたガイドさんによると「一番高い。」って聞いたけどね。???どうだろ???トロッコの軌道を三時間くらい歩いてようやく『大株歩道入口』に到着。NOBUっちゅなんてあきちゃったって感じ。だもんね。途中水飲み場や。わき水。大きな切り株(通り抜けられるような)なんか、あったと思う。トイレ休憩もして。もう1回体操して。いきなり山道になるんだ。こっから。そしたら、子供達いきいきしちゃって。待ってましたって感じで。足取り軽くなるんだ。私ひいひいなのにぃ。木の根っこを歩く感じになってくるの。自然の根っこの階段みたいなとこもあって。滑りやすいんだ。20分程で『翁杉』推定樹齢2,500年ずっと「おうぎすぎ」って思ってたけど「おうすぎ」だよね。その後10分程で『ウィルソン株』推定樹齢3,000年これが=『大株』らしい。んだけど。大きな切り株の中が空洞になっていて。人が何人も入れるるくらい大きい。空洞の中でわき水がでていて。ここすごく神秘的だった。祠もあるしね。JUNっち顏洗ってたわ。水に敏感なんだよね。ほとんどの所で顔洗ったり。水汲んだりしてたわ。ここからがきつかったんだぉ。あり得ない程。汗かいたもん。私が。「汗が蒸発しないからって」主人が言うんだけど。髪がぬれぬれなの。びっしょりぐっしょりって。感じ。タオルも絞れるかも?って思ったもの。50分程で『大王杉』推定樹齢3,000年屋久島NO.2の杉。らしい。ここらあたりで昼食。ガイドさんついてくれているトコは暖かいものだしてもらってたわ。それぞれ。リュックをここでおいて歩けたのでらっきぃだった。『夫婦杉』推定樹齢2,000年と1,500年。ここで子供達に写真とってもらって。(夫婦杉と夫婦写真???)そこから40分程で『縄文杉』へ。推定樹齢7,200年よぉ。他とはケタが違いすぎるよね。恐ろしい程。ね。みなさん。くつろいでらしたわ。雰囲気ね。観察台があって近付けないんだけど。観察台に腰掛けたり。すわりこんで。いろんな角度から眺めることができて楽しめる。表情があるの。表情が違うの。幹がね。もくもくって脈打ってるみたい。どくどく。どくってまさに生きている。縄文杉には敬意はらって。って。とこかしらね。ほんと、ちゃぁんとここまで五時間。雨に降られずやってこれた。さぁ。帰り道。下りって感じで。気分的に早く感じたんだけどね。膝にガクンて負担がくるんだよね。やっぱ。残り一時間。『小杉谷休憩所』あたりで降られちゃった。かっぱ着て。30分程歩いたんだけど。夕立ちみたいな土砂降りになっちゃったから。傘もだしてさして歩きました。すぐにコケが滝みたいに雨を滑らして。また、もっといきいきしてくるんだよね。最後でびしょぬれになっちゃった。でも、ちゃんと着替えあったもんね。全員。感謝だね。重いリュックもってくれたお父さんに。ね。途中「重装備すぎへん?」って。言われたんだよね。私。でも、リュックの中きれいに全部使ったんだよね。結果的には。みんな、生きるパワーもらったかしら?「二度と歩けない。」と、子供達は言っているけど。おっきくなった時にまた、どんな風に想い出してくれるかしら?なぁんて。って。私は、また出会いたいよ。