「花まつり」はお釈迦さまの誕生日

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2007年04月08日

(4)

テーマ：スピリチュアル・ライフ(34075)

カテゴリ：風水・ﾊﾟﾜｰｽﾄｰﾝ･風景･ｽﾋﾟ

「４月８日　花まつり」

お釈迦さまは、今を去る、２５００年の昔

北インド・ネパールの南境にあるムユウジュの花が咲き匂うルンビニ園で

釈迦族の王子として御誕生されました。

２９歳で王位を捨て出家、

大変な苦行の末、６年後菩提樹の下でお悟りを得られました。

「花まつりのこころ」とは

人間お互い独りひとりの誕生が自分自身にとって

かけがえのない尊いものであるように

お互いの生命の尊さを自分への愛しさを通して

幸せに生きようとするすべての人々を思いやる心

平和の祈りに徹し、幸福への努力を惜しまない姿が

花まつりの心です。お花を供え、甘茶をかけてお祝いいたしましょう。

お釈迦さまが、弟子のアナンに「お前の足元の砂をすくいあげてごらん。」

アナンは何のことかと思いながら、右手でいっぱいすくいあげた。

するとお釈迦さまは、「お前の手のひらの土と、大地の土とはどちらが多いかね」

「それは大地の砂の方がずっと多い」と答えた。

お釈迦さまは「その通りだよアナン、この世界に生きているものは、

お前の右の手の土程わずかなものだけなのだ。これは

よほど幸せなことだ。深く感謝しなければなるまい」といわれました。

そして今度は、手のひらの土を、左手のつめの先ですくってみるようにいわれました。

「つめの上の土と、手のひらの土とどちらが多いとおもうかな？」

「それは手のひらの方がずっと多うございます。」

お釈迦さまは静かにうなずかれ、

「その通りだ。同じ人間に生まれながら、

仏の教えを聞くことが出来るものとを比べると、それ程の違いがある。

私たちはつめの先の土なのだ。そのことを喜ばねばならない」

お勤めの時、帰依仏・帰依法・帰依僧と、お唱えしますが、

人身受け難し今すでに受く、仏法聞き難し今すでに聞くという内容を、

もう一度私たち人間の自覚の問題として

再確認せよとお説法を賜っているのではないでしょうか。

～　by　菩提寺　峰浄寺　弘照さま　～

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最終更新日 2007年04月11日 02時28分03秒
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