カテゴリ:コラムRun
ハードSFというよりはスペースオペラに入ると思います 今より後、銀河系舞台にしたスペースオペラ。 銀貨帝国と自由惑星同盟、およびフェザーンの攻防、権謀術策を二人の主人公「ラインハルト・フォン・ローエングラム」、「ヤン・ウェンリー」という2人の英雄を中心に描く、未来歴史小説。
おお、取っておきを出してしまいました
この物語を手にしたのは、品川で某社・某プロジェクトで開発をしてたとき、行詰りを感じていたころに手にしました
毎日、職場で午前2時まで仕事し、職場で寝起きし、生きてる楽しみさえなかった時、いろんな考え方のキーやヒントになった物語です(私にとっては) 日々の2/3を職場で過ごすということは、人は簡単に死なないものの、すでに開発戦争のさなかにいたのを自覚しました 派遣で行った技術屋は傭兵と同じ、消耗したら取りかえればよいという時代でしたから、その状況で生き抜くためには、自分がどういう状況で動いてるのか? と状況を把握するのに軍事的な考え方である「戦略」と「戦術」という考え方は非常に有効でした
まあ、そんなことも無ければ軍事的な考え方とか用語とか無縁だったのでしょうけど… そのこと考えると状況的に『 そのときの自分に収まる物語 』だったと思います
昔から、TVの映画の吹替え声優の方は好きだったのでアニメ化されたときも、そういう映画声優の方々が続々出てきたときはうれしかったです アニメシリーズの終わりの方で、ヤン・ウェンリー役の富山敬さんが、シリーズ後ではパウル・フォン・オーベルシュタイン役の塩沢兼人さんが亡くなられ、寂しいものでした
私のように、ラジオドラマとか、日本語吹替えのTV映画で育った人間は、声で演技できる声優さんはとても身近な存在だったと思います
映像にしても、文章にしても、この物語は私にとって”収まりどころのあった物語”だったと思うなー
みなさんの中で、何回も読直す物語はありますか?
↓高さ制限(昔からこれ当たったりしないのかなー、と思ってたら当たる人いました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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