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テーマ:種から蒔く楽しみ(1416)
カテゴリ:ナゴラン他
こんにちは、ぐんぽです。
6月7日のブログで紹介した、白色(素心)のナゴランを人工交配しました。 この株は1つしかないので、人工交配後、無菌培養して増やしてみたいと思います。 今回の画像は別の花です。実際の交配は白色(素心)のナゴランで行いました。 ラン科植物は、一般の草花と異なる構造になっているようなので、よく花を観察して作業をする必要があります。 画像1 特に、雄しべと雌しべはひとつになっていて、ずい柱と呼ばれ、花粉は塊状でずい柱の先端に葯帽というふたで覆われて保護されています。 花が小さく、我家のデジカメではこの画像が限度でした。分かりづらいかも知れませんが、つまようじで指している部分がずい柱です。 そこにうっすらと目のように見えるのが花粉塊です。 画像2 ずい柱先端部の葯帽を剥がし、その中にある花粉をつまようじで取り出しました。 2つあるのが花粉塊、その左が葯帽です。 まず、取り出した花粉をつまようじ、ピンセット等の先端にくっつけるが、この時花粉を落としやすいので、つまようじ等の先をずい柱の裏のくぼみ部分(柱頭)の粘液を付けてから花粉塊を取り出すと花粉がしっかり付きます。 そして、花粉をずい柱の裏のくぼみ部分(柱頭)軽く押し込むように入れます。これで交配は完了です。 母親になる株は消耗が激しいので、健全で元気の良い株を選んだほうがいいそうです。 また、交配は、開花後5~7日後の午前9~10:00が良いとされます。 ひとつの茎に2つくらい交配させるのがよく、花は株に近いほうが良いとされている。交配後の花は2~3日でしぼみます。 交配作業をしても、完全に成功するとは限らないので、貴重な交配等は同一交配を複数行うのがよいそうです。 交配後、約4~5ヶ月後に種を撒きます。交配後128日目がよいとされています。 今後、種が膨らんでいく様子を紹介していきたいと思います。 本日も読んでいただき、ありがとうございました。 応援のクリックお願いします。 ↓ ↓ ↓ 人気blogランキング 「 ナゴラン祭り」のページで種まき後の無菌培養の紹介があります! ウコン(うこん)やゴーヤーの沖縄健康産地 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.06.12 14:09:19
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