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2009/10/04
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カテゴリ:映像
TV映画「おくりびと」滝田洋二郎監督

08年。
9月21日放映。
粗筋はgooより。
所属する東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の大悟は演奏家を続けることを諦め、妻の美香を連れて故郷の山形に戻ってくる。早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だった。戸惑いながらも社長の佐々木に指導を受け、新人納棺師として働き始める大悟だったが、美香には冠婚葬祭関係の仕事に就いたとしか告げられずにいた。
納棺師とはなんと素敵な仕事だろう。主演の本木雅弘と山崎努のスムーズな手の動きに思わず見とれてしまう。それは美しく厳かな旅立ちの儀式にふさわしい所作なのだ。かつて旅先で遭遇した納棺の儀式に感銘を受けた本木の発案だというユニークな題材を持つ本作。『病院へ行こう』『バッテリー』などユーモアを交えつつ感動を生む人間ドラマが得意な滝田洋二郎監督がメガホンをとり、放送作家・小山薫堂が初めての映画脚本を手がけている。誰もがいつかは迎える死と、その日が来るまで笑って泣いて生きる人々の姿を、夢や仕事への誇り、あるいは親子、夫婦の絆を浮かび上がらせて描いた本作は誰の心にも深く残るに違いない。

この映画はアカデミー外国語映画賞に輝いて一躍有名になったのだが、似たような経緯を辿っていても、ベネチア映画祭でグランプリを受賞して世界に黒澤の名を知らしめることになった「羅生門」とは、あらゆる点で異なる。
したがって本木は、世界に勇躍した三船のようにはならない。それを証拠に、この映画の受賞が契機となって、何処かの国から本木にオファーが来たという話は聞かない。
これは個人的にそう感じるだけなのかもしれないが、本木は画面に現れるだけで居心地が悪くなる。彼の何がそうさせるのか、確たることはわからない。
生活感ゼロの広末は、こちらは個人的にそう思うだけではなく、明らかにミスキャストだと思う。「秘密」での彼女を滝田監督が気に入ったのだろうが、広末の引き出しの少なさに彼は気づくべきだった。
伊丹監督の「お葬式」と比較すべし。
杉本哲太の娘役は、あれは誰だろう。猛烈に可愛かったが。





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Last updated  2009/10/04 04:09:02 PM
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