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カテゴリ:展覧会
「Fun with Collection 2012 彫刻の魅力を探る」国立西洋美術館
Fun with Collectionは、当館の所蔵作品を様々な視点から楽しんでいただく企画です。今年は、『手の痕跡』展に関連して彫刻の技法や材料に焦点をあてた小展示とプログラムを実施します。 ロダンは、粘土で制作した像を石膏で型どりすると、それをより堅牢な素材であるテラコッタ、大理石、ブロンズなどに置き換えて数多くの作品を残しました。本展では、東京藝術大学の協力により、粘土で女性の頭部を制作し、それを石膏、テラコッタ、大理石、ブロンズという異なる素材に置き換える工程を、実物の工程見本や道具・材料の展示とビデオ映像で紹介します。それらは、ロダンが採用した技法や道具そのものではありませんが、基本となる考えや方法は同じです。粘土で作られた頭部は、どのようにして異なる素材に置き換えるのでしょうか、また素材によって同じ作品は変わって見えるのでしょうか。会場で確認してみてください。 彫刻の制作技法を知ることで、ロダンやブールデルの彫刻の新たな見方、楽しみ方を発見していただければ幸いです。また、会期中には、彫刻の技法に関連したレクチャーやプログラムなども行います。どうぞご参加ください。(国立西洋美術館HPより) 粘土、石膏、テラコッタ、大理石、ブロンズ、それぞれの制作課程を実物と映像で見せる。 ブロンズ制作がここまで面倒な作業だとは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/01/15 02:29:42 PM
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