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カテゴリ:活字
中山七里「連続殺人鬼カエル男ふたたび」
宝島社文庫。2019年4月第1刷。 親本は2018年5月刊行。 正編から10年近くを経ての続編。単独では成立していない。必ず正編を読んでから手に取るべし。 三段構えのどんでん返しが強烈だった正編に対し、この続編のどんでん返しは二段構え。しかも、二段目が弱い。 さらに言うなら、全体的にあまりよく練られていない印象で、衝撃のデビューを飾った作者も、10年を経て粗製乱造作家に堕したか。 主人公たる古手川に魅力がないのも痛い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/01/13 11:35:04 PM
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