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2006年01月17日
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カテゴリ:アメリカ
いま彼を空港まで送りに行ってきました。何が嫌ってさっきまで一緒にいた部屋にひとりで帰ってきて彼がいない事を自覚する瞬間が嫌ですね・・・。再びさびしんぼです。

あと何回空港で見送り・見送られ、をしなきゃいけないんだろう・・・と数えたところ、もう片手で数えられるくらいになってました。大きな区切りがやっと目に見えて近づいてきました。6年も7年も、よく遠距離やってきたよなあ・・・。終わりが近いと別れの寂しさも少しは和らぐ気がします。

日本滞在記も結局書かぬまま1週間以上経ってしまいました。が、今日は今回彼の友達に会うのを名目で行った2泊3日(最初は1泊2日の予定だった)の旅行の途中で立ち寄ったAir Force Museumのひとこまについて書いてみたいと思います。

このミュージアム、オハイオ州のDaytonの近くにあります。ワシントンD.C.のスミソニアンにある宇宙航空博物館には広島に原爆を落としたエノラ・ゲイが展示してありますが、このAir Force Museumには長崎に原爆を落とした飛行機が展示してあります。

以前にも書きましたが、両親は長崎出身で、小さいころから原爆資料館につれてかれたり、はだしのゲンを見せられたりして育ったので、実際にその飛行機や原爆のレプリカを見て、かなりこみ上げてくるものがありました。

plane

ご存知の通りアメリカ人の原爆投下に対する共通認識は”戦争を早期に終わらせるために不可欠だった措置”です。

飛行機の周りの説明文にも何度もその解説が強調されており、また、ガイドツアーのガイドさんの説明もそれを強調。アメリカ人の母親がその飛行機を説明するのに使う最初で最後のセンテンスが”戦争を終わらせた飛行機よ”。

説明文の中に”アメリカ人全般は原爆を戦争を終了させる手段として使うことに対するモラルとの葛藤はなかった”と書かれていました。原爆投下後の長崎の航空写真が添えられていましたが、どのくらい被害が甚大だったかはまったくいえないような代物。もちろん人間がどんな風に死んでいったかの説明・写真は皆無。どのくらいの人間が死んだかという数字さえなかったと思います。パールハーバーのセクションでは3000数人のアメリカ人が死んだ、と明記してありましたが。

こちらが原爆のレプリカ。

fatman

Fat Manといういかにもアメリカ人が好きそうな名前がつけてあります。こんな小さなものがあれだけの被害をもたらしたのですから驚きです。そしてそんな人間の”知恵”にあきれもある意味感心しもします。

パールハーバー、日本人による中国人を使った人体実験、中国、韓国への侵略、そして原爆投下。

悪いこと、フェアじゃないことをしたらば謝罪するべき。そしてされたならば謝罪されるべき。それらの展示を見て周るとき、日本軍の蛮行に対しては”Guilty"の重しをしょった気分になり、そして日本が被害者のときは、声高にそれがどれだけひどかったかを叫びたくなり。そして周りのアメリカ人が自分をどう見ているかがそれぞれの場面でとても気になった。

どちらのケースも歴史は一側面からしか伝えられないから真実を両面から知ることはとても難しいけれど、ひとつだけいえるのは、どの国もひどい事をしているからといって、自分もひどい事をするのを正当化はできないということ。

中距離核ミサイルの展示もあった。何億も何兆?もかけて作った、使わない事を前提にされたあることだけに意味があるミサイルたち。

外だけ作って中は空洞でもきっと同じ役目を果たすよね、誰にも知られなければさ、と会話してそのMuseumをあとにしました。

いろんな技術はすごいけれど、やっぱり人を殺し物を破壊する目的で作られたものを見るのはとっても重い気分になりました。





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最終更新日  2006年01月17日 06時57分04秒
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