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カテゴリ:アメリカ
仲の良いトルコ人 Zeynep から電話があったのは木曜日の夕方。土曜日の夜時間空いてる?ちょっとお茶でもしよう!と。
で、今日、彼女が迎えに来てくれて、向かった先は、いつも勉強会やバイラムのお祭りなんかをやる、ここらあたりのトルコ人が何かをするたびに集まる場所。 入っていくと、なんと20人くらいのトルコ人プラスその子供たちが待ち構えていて、 サプライズ クナゲジェシだよ~!とみんなにっこり。 (注:クナゲジェシ=トルコで結婚式の前夜に行われるヘナを使った儀式(?)プラス踊り・パーティーのこと) 唖然、としてると、ほらほら着替えて!と他の部屋に連れて行かれ、準備してあったドレスに着替え、ほらほらお化粧もして!と化粧道具も渡され、ほらほら、このネックレスとピアスもつけて、とどこからもなくやってきたそれらをつけてもらい・・・。 2年くらい前にもバイラムのときに“イベント”のひとつとして唯一独身だった私がゲリン(花嫁)の役をやったので、みんなにこれで2回目だね~と言われながら。 結婚式の前にもアンカラでやる予定だから、なんとも私の人生のうちで3回もクナゲジェシをやることになる。ジャポンゲリンにしてはなんともすごい経験値ではないか! たまにしか会わないけど妙に気の会うアブラが、インド人のヘナアートをやる人を連れてきてくれた。インド人も結婚式の前にヘナパーティーをやるのだけど、彼らのはヘンナで絵柄を手・足に描くというもの。 彼女は自宅やフェスティバルなんかでヘナアートをお客さんの手足に施しているプロ(?)だという。 着替えが終わり、みんなでご飯を食べて、それから、彼女にまず右手の手のひら側にヘナで柄を書いてもらった。ちょっと手の甲側に書いてもらうとちょっと恥ずかしいというか自分で自分の手をみてぎょっとしそうかな、と思って、ちょっと控えめに内側だけにしてもらった。 手首から15センチくらいのところから始めて、それぞれの指先まで花と葉っぱとつたのような柄が描かれた。 一旦書くと大体2週間くらいもつらしい。4週間くらい持つこともあるそうな。 右手が終わった時点で、踊りタイムに。どうにかあの腰をくねくね振るトルコ流踊り方をマスターしようとしたけど、やっぱり無理だった・・・。あとあの肩だけ前後に振る動き。いくら練習してもできないんだよな。 ゲリンが楽しそうに上手に踊ってないとなんかしらけそうだよなあ、と思いつつ、不安の残る次のクナゲジェシの“リハーサル”になったわけだけど。まあ、自分なりに自分流に楽しくみんなと踊れたのでよしとしよう :) この際、阿波踊りか盆踊りで対抗か!? 踊りのあと、トルコ流クナの儀式(?あれ、なんという言葉が一番当てはまるんだろう・・・)をやった。真ん中の椅子に座らされ、頭から赤い布で覆われ、みんながかなしーい(らしい)歌を歌いながらその回りを回り、で、ヘナを手の真ん中に握らされて、布を取られて、みんなとおめでとうのキスをまたして、ウエディングのギフトまでもらっちゃって、無事終了。 そのあと今度は左手の内側にまたヘナアートをほどこして貰った。 ヘナが乾燥して自然にぽろぽろ落ちるまでほっておいていい、といわれ、結局家に帰ってきてからヘナを落としてみると・・・・ こんな風に仕上がっていた! 右手 左手 今日はまだ水で手を洗うな、といわれたので、まだ若干ヘナが残ってますがこんな感じ。 映画、モンスーンウエディングで手に描いてあるこんなヘナアートをみたことはあったけれど、実際に自分で体験できることになろうとは! トルコ、そしてインド色のある素敵なクナゲジェシになりました。もうこれで会うこともない人もいるんだろうなあ、と思うと寂しくなっちゃいますね。こんな素敵なクナゲジェシをプレゼントしてくれた友達たちに本当に感謝感謝です。 トルコでの家族・親戚とのクナゲジェシはどんなになるんだろうなあ、と今から楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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