カテゴリ:生活雑記
駅前でバスを降りると、枯葉が宙に舞っている。杜の都仙台の代名詞のようなケヤキ並木。そのケヤキが冬を目前にして落ち葉を降らしていた。後1ヶ月もすれば完全に丸裸となり、幹や枝には発光ダイオードの電線をまとうことになる。仙台の冬の風物詩「光のページェント」だ。
いつもは裏道を通って職場へ急ぐのだが、今日は珍しくアーケード街を歩いてみた。アーケードの下には既に歳末商戦を意識したデコレーションが。最近郊外に大型のアウトレットモールが次々に出来たせいで、中心街の目抜き通りにも空き店舗が出て来たとか。何とか客を呼び込もうとする飾り付けに、商店街の嘆きが見え隠れする。サンタの恰好をした「仙台四郎」もどことなく寂しげだ。 第1現場での勤務を終え、デパートの地下で弁当を買う。今日は午後から整形外科へ行く。一旦家に帰るとまた街へ出る必要がある。往復のバス代よりも弁当代の方が割安になる。そのまま第2現場で休憩後、清掃業務に従事。今日は地下1階の壁面の内、大理石部分を雑巾で拭く。その後階段の壁面の埃を自在箒で落とす。たった1時間だが体全体を使うので半袖でも大汗をかき、クタクタになる。 仲間と一緒に昼食を摂り、暫く休憩した後病院へ。名前を呼ばれるまでの間、1時間ほど郷土史関係の本を読む。ようやく自分の番が来て処置室へ。今日は仮のインソールが出来上がる日。義肢製作所の方が私の足にそれを合わせてくれた。何だか変な感触。それもそのはず。それはプラスチックの枠で本物ではない。次に「本物」をシューズに装着して、病院内を走ってみる。う~ん。今度はなかなか良いぞ。これなら本番でも調子良く走れそうな感じ。 インソールの「厚み」はこれで良いことにした。これ以上厚みがあると逆に足の負担になる。来週が「本当の本物」の出来上がり。今日装着したものとは材質が全くことなり、ほぼ永久に使用出来る由。私はそれに小さな穴を数箇所開けてもらうことにした。10時間以上走り続けるウルトラマラソンでは、シューズ内の蒸れが心配だからだ。さて、来週届く完成品はどんな仕上がりになるのだろう。 心を弾ませて帰宅する途中、駅に寄って「土日切符」を買った。今週末は2年ぶりに筑波へ行く。前回は「つくばマラソン」への参加のためだったが、今回は筑波勤務時代の悪友達との麻雀大会だ。毎年恒例のこの行事も13年ほど続いている。高額なインソールの作製など何かと物入りの昨今。そう簡単に負けるわけには行かないぞ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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