カテゴリ:ニュース・社会の動き
ニューヨークヤンキースの松井選手がFA権行使の申請手続きを行った。松井本人としては、外野手としてのプレーに拘りがあるようだ。一方球団側の希望はDH。こうなると交渉は決裂しそうだが、地元紙の予想によればそれでも松井はヤンキースに帰って来るとか。FA資格を得る目ぼしい外野手が来年多いと言うのがその理由。つまり来シーズン松井を必要とする球団は少ないだろうとの見方だ。
日ハムのダルビッシュが骨折していたとのニュースにも驚いた。右手人差し指の疲労骨折で全治3週間の診断とか。痛みがあったことを隠してダルビッシュは日本シリーズの第2戦で投げ、見事勝利したのだが、きっとあの時の無理が骨折につながったのだろう。幸いにして怪我の程度は軽く、暫く患部を固定しておけば回復する由。 同じく日ハムの小谷野内野手が、長年パニック障害で苦しんでいたことを、つい最近知った。まだ2軍に所属していた時は打席に立つ緊張で嘔吐するほど重症だったとか。それをコーチの指導で一つ一つ克服し1軍に昇格。打撃にも目覚めて見事サードの正位置を掴み、大活躍するまでになった由。その努力が報われ、今回ゴールデングラブ賞を受賞したのは立派の一語だ。 美容整形手術を受けながら逃げ回っていた市橋容疑者がとうとう逮捕された。英国人女性の死体遺棄が直接の容疑だが、マスコミがイギリスの自宅まで押しかけ取材し、騒動になっているのを憂えている。注目の懸賞金1千万円だが、名古屋の美容整形外科、大阪の建築会社、同じく大阪のフェリー会社での折半か。今後は殺人の容疑も含め、早急に自白することを願っている。 俳優の森繁久弥が96歳で亡くなった。死因は老衰。ずいぶんな長生きだった。私が記憶に残るのはラジオ番組での朗読。あまりの上手さに舌を巻いたものだ。それもそのはず、彼はNHKのアナウンサー出身だった由。名曲「知床旅情」は彼の作詞作曲によるもの。私が大好きな歌の一つだ。存在感のある名優の死を悼む。合掌。 最後に考古学上のビッグニュース。このたび奈良県の纏向(まきむく)遺跡から3世紀前半の大型建物跡が出土した。ひょっとしたら女王卑弥呼が住んだ宮殿だったのではないかとの考えもあるとか。南北19m余、東西12m余の大型建物は出雲大社に近い形体のようだ。付近には卑弥呼の墓と伝えられる箸墓古墳も存在しており、邪馬台国論争が活発化する契機になるかも知れない。考古学ファンとして一度は訪れてみたい地だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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