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マックス爺のエッセイ風日記

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2010.07.03
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カテゴリ:仕事の話
足跡わからん 少し前に書いた第1現場のトイレに週に2、3回入る老人。最初の事件は役職者を送り迎えするタクシーの運転手を捕まえて怒鳴っていたこと。自分が入りたいビルへの進入を妨げられたと考えたのだろう。さらに警備員の私に向かって、「何故運転手に注意しない!」と食ってかかった。私は老人に言った。「関係ない!」。何故なら、そこは会社の構内だからだ。怒ってる

足跡トイレ 老人がその後もトイレに入るだけの理由で、何度かビル内を通過している。ある日のこと、老人の前に別のタクシーが横付けになっていた。もちろん役職者を送って来た車だ。老人はタクシーが邪魔をしていると考え面白くなかったのだろう。タクシーの前に2度唾を吐いた。ショック!?

怒ってる 私は怒った。「何ですか、その態度は?」。老人は何も言わずビルに入り、トイレを済ませた後裏口から出て行った。私はこれまでの経緯を管理会社の責任者に報告した。その結果、次回老人がビルに入ろうとしたら「ここは公共のビルでないため、一般の方の出入りをお断りしています」と断ることに。これは至極当然のことだと思う。もちろん困って、「トイレお借りしたいのですが」と来れば話は別だが。トイレびっくり

スピーカ そして数日後例の老人がやって来、私は打ち合わせ通りビルへの入構を断った。その途端、老人が大声を上げた。「俺を誰だと思ってるんだ。俺は△△だぞ!!」。彼が口にしたのはビルに入居している団体の省略形。だから彼が団体名と、それがどんな役割を果たしているのかは知っているのだろう。わからん?

マル秘 だが、彼が唾を吐いたのはその団体の副会長を送り迎えする車であり、暴言を吐いたのは、関連会社の会長を送り迎えする車。いずれもビルのオーナーサイドの企業だ。私はそのことには触れずに老人に言った。「もしそうだとしても、貴方がやってることはおかしいでしょ?」。彼は黙ってビルに入り、トイレにも寄らず裏口から出て行った。今回のことも直ちに管理会社に報告した。スピーカ

怒ってる もし彼がかつて本当にその団体に所属していたのであれば、そのような行動は取らないはず。それが責任者が出した結論だった。私も同感だった。車は黒塗りのハイヤーで、何故毎日そこに横付けされるか、普通なら簡単に分かるはずなのだ。そして元職員ならなおさら、ピンと来るはず。もし老人が偉い人だったなら、私達に「お疲れ様です」くらい言って、ビルに入ると思うのだ。あっかんべー

ウィンク 怒鳴り声を上げられても私は怯まなかった。非が当方にないのは確かだし、ビルの構内に契約中のハイヤーが横付けするのに何の問題もないからだ。彼が運転手を怒鳴り、私に警告し、唾を吐く権限が何処にあるのか。例え彼がかつて職員だったとしても、彼の感覚の方がおかしい。恐らく何度か構内を通過するうちに、団体名を覚えたに違いない。わからん

オーケーウィンク また老人がやって来たら、私は再び入構をお断りする旨話す積りだ。そしてまた怒鳴ったら、彼が暴言を吐き、唾を吐いた車に誰が乗っているのかを、今度は教える積りだ。社会的地位が低く見られている警備員にも誇りがあり、契約しているビルの安全のためにも整然と業務を遂行する義務があるからだ。ダブルハートスマイル

 





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Last updated  2010.07.03 20:46:11
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