2868151 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2013.11.06
XML
カテゴリ:愛犬の話
菊1.jpgクロッカス.jpg


 愛犬マックスが天国へ旅立ってから、昨日で1年が過ぎた。彼と過ごした14年1カ月あまりの日々を、片時も忘れたことはない。いつも傍にある写真を眺め、1日に何度も彼の名前を呼ぶ私だ。マックスよ、安らかに眠れ。いずれ私もそっちの世界に行った時は、また一緒に遊ぼうね。


動物.jpg 子犬の頃のマックス


 お前が我が家に来たのは、15年前の10月中旬。お前はまだ生まれて1カ月にも満たない子犬だった。あの頃は家にいた娘が、福島のブリーダーからお前を連れて来たんだよね。子犬の頃からお前は走るのが好きで、良く家の周囲を走っていたよね。



妻と犬.jpg 子犬の頃


 お前とは山にも行ったし、川にも行った。お前は水が大好きで、ある時は濁流に飛び込んだり、小川の上流から「探検」などもやったよね。お前が最初に小川に飛び込んだ時のことを、私は今でも忘れはしない。ラブラドルレトリバーって種類は、無類の水好き。カナダのラブラドル地方で海に飛び込み、漁網のロープを引っ張った先祖の血を、お前もちゃんと受け継いでいたんだよね。



孫と犬2.jpg 四国から孫達が来て


 子供の頃のお前は、「ゲテモノ喰い」だった。小石を飲み込み、屋外のコンセントを齧り、タンポポの綿毛を食べ、とうとう軟式テニスのボールを飲み込んで、手術もやったんだよね。そして大人になったお前は、私のランニングにも付き合った。でも最初は元気なお前も、11kmを走って家に戻る頃には、いつも荒い息をはいていたっけ。



孫と犬1.jpg 孫達と


 四国から孫の眞実ちゃんと理子ちゃんが来たのは、確か6年前だった。犬を飼ったことのない2人は、おっかなビックリだったよね。良く吠えるお前だけど、あの時はなぜか大人しかった。きっと親戚だと思ったんだろうね。私はお前の全てが大好きだった。今でもお前の吠える声やちょっとした「しぐさ」を忘れてはいない。



動物 (7).jpg 老犬の頃のマックス


 ある時、お前のあごに、白い物を見つけた。歳を取って、すっかり髭が白くなっていたんだよね。もう私と一緒にランニングするのは無理になったが、朝夕2回の散歩がとても大好きなお前だった。そして私はお前の食べる高価な餌を老犬用のに替え、ネットで注文していたっけ。

 そしてついに最後の日が来た。歩けなくなって1週間。あの日の未明、玄関でお前は悲痛な叫び声を上げ、私はそれから8時間、お前をずっと抱き続けていた。ありがとうマックス。良く私達の所に来てくれたね。お前は私にとって、誰よりも従順な家族だった。お前と共に過ごした14年1カ月あまりの楽しい日々を、これからもずっと忘れはしない。だから安心して眠ってねマックス。


菊2.jpgお墓.jpg

                           マックスのお墓





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.11.06 02:23:30
コメント(6) | コメントを書く
[愛犬の話] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.