マックス爺のエッセイ風日記

≪　名残桜編－２　≫

　今日は名残桜の２回目。４月２８日月曜日。走友会のお花見の前日に、会場であるＭ公園で撮ったものです。ソメイヨシノはとっくに散っていますが、この公園には３０種類以上の桜があり、１カ月以上に亘ってさまざまな桜を楽しむことが出来るのです。では、早速ご紹介しますね。






　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　　　　　


　公園の一角には、こんな枝垂れ桜のトンネルがあります。品種は「仙台枝垂れ桜」でしょうか。花の色は薄いのですが、なかなか趣がありますね。







　　　　　　　　　　


　何種類かの桜が入り混じった風景も、なかなか良いものです。








　　　　　　　　　　　　　　　







　　　　いにしへの奈良の都の八重桜　けふ九重ににほひぬるかな　　　　伊勢大輔



　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　花の雲　鐘は上野か　浅草か　　　芭蕉　






　濃淡が違う桜の競演です。



　　　　　　　　　　



　



＜　今日のおまけ　＞


　　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　　


　今日の「おまけ」は鬱金桜（ウコンザクラ）です。別名黄桜。数百種類あるサクラの中で、唯一黄色の花を咲かせる品種です。これは花弁に葉緑体を持つためで、開花はソメイヨシノより２週間ほど遅くなります。この写真を撮った８日後に行った時は、黄色の花がピンクに変化していました。きっと「先祖がえり」なのでしょうね。本来の意味は違いますが、最後に次の歌を。＜続く＞


　　　　花の色はうつりにけりないたづらに　わが身世にふるながめせしまに　　　小野小町