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マックス爺のエッセイ風日記

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2014.06.01
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カテゴリ:写真
  姫神山(小).jpg      登山10自分.jpg

 5月24日土曜日。私はバスツアーで、岩手県の姫神山(1123m)に登った。遠くから眺めた時の美しく整った稜線、そして山頂部の巨岩群は、古代から神が降り立ち、地上の神々が集った場所と伝わるのも頷ける。田中澄江のエッセイ『新花の百名山』にも紹介されたこの山の花と植物を、今日も紹介したい。


      花15ブナ赤ちゃん.jpg

 ブナの赤ちゃんの葉は、いかにも瑞々しい。こうして新しい森の生命が、再生されて行く。


    花16アカヤシオ.jpg

 アカヤシオ(赤八汐) ツツジ科ツツジ属 地味な色が多い山の中で、一際目立つピンクの花は、とても華やかに見えた。


    花17ミネザクラ1.jpg


    花18ミネザクラ2.jpg

 ミネザクラ(峰桜) バラ科サクラ属 山頂に近い岩場にこの花は咲いていた。足元の不安定な中で、どうしても撮りたくて苦労した。仲間達はどんどん前へ行くからである。ここからの眺めは絶景だったが、風景まで撮る心の余裕が私にはなかった。


    花19ミネヤナギ.jpg

 ミネヤナギ(峰柳) ヤナギ科ヤナギ属 ミネザクラが咲いていた個所からほど近い岩場に、へばり付くように生えていた。風雪に耐え、栄養の乏しい岩場で生きているこの木は、驚くような低木だ。それでもこの花を見たら、やはりヤナギらしい特徴を持っていた。


    花20キモトスミレ.jpg


      花21アケボノソウ.jpg

 共にスミレの仲間であろう。我が国には70種類近いスミレがあるらしい。私は山岳ガイドと離れて撮影していたため、花の名前を無線で添乗員さんに聞いてもらうこともあったが、ガイド自身も正確なスミレの名前は知らなかったようだ。ここからの花は、下山途中に撮ったものである。


    花22マメリンドウ.jpg

 フデリンドウ(筆竜胆) リンドウ科リンドウ属 驚くほど小さな花だ。これでもかなりズームした積りだが、これ以上は無理だった。こんな豆粒みたいな花でも、ちゃんとリンドウらしい雰囲気はある。


    花23シラネアオイ1.jpg

 シラネアオイ(白根葵) シラネアオイ科シラネアオイ属 一属一種の花と言われる我が国の代表的な高山植物。ただし、キンポウゲ科とする説もある。


          花24テンナンショウ.jpg

 マムシグサ(蝮草) サトイモ科テンナンショウ属 まだ小さくて、マムシグサの特徴はさほど現れていない。


      花25ヤブレガサ.jpg
  
 ヤブレガサ(破れ傘) キク科ヤブレガサ属 これを破れた傘に見立てた日本人の感性が微笑ましい。この植物にも果たして花は咲くのだろうか。


    花26フキノトウ綿毛.jpg

 フキノトウ(蕗の薹)の綿毛 ブロ友さんのブログで写真は観たことがあったが、実際に自分の目で観たのは、今回が初めてだった。今回初見の花はこの他にもたくさんあったので、大収穫と言うべきだろう。


    花27ツバメオモト.jpg

 ツバメオモト(燕万年青) ユリ科ツバメオモト属 葉の形がツバメの尻尾に似ていることからの命名だろうか。そして、この植物にも花が咲くのだろうか。


    花28チゴユリ.jpg

 チゴユリ(稚児百合) イヌサフラン科チゴユリ属 これも小さな花だ。ユリの名がついているが、ユリ科ではないようだ。これは近くの山にもあるはずだ。


    花29ウスバサイシン.jpg

 ウスバサイシン(薄葉細辛) ウマノスズクサ科カンアオイ属 とても不思議な形をしてる花。色も珍しい。これは独特の匂いを放ち、虫をおびき寄せるための「装置」なのだろうか。属する科の名前も面白い。

 さて今回は、山を登り下りする合間の撮影で忙しい思いはしたが、とても良い経験になり面白かった。残る問題は私自身の体力だけだ。果たしてこれからも登山を楽しむだけの体力と気力が残されているかどうか。<完>ダブルハートバイバイ





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Last updated  2014.06.01 05:08:53
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