カテゴリ:旅、温泉
<八戸へ>
15時9分遠野発の快速「はまゆり6号」に乗る。当初の予定では新花巻で乗り換える予定でいたのだが、そのまま終点の盛岡まで乗った。その方が早いし、体が楽と判断。盛岡で新幹線のホームに行くと、西口の広場が見えた。そこはウルトラレースである「いわて銀河」の帰り道、ゴールの雫石総合運動公園からの連絡バスが着く場所。私にとって7回ほど利用した懐かしい場所だった。 次の訪問地は青森県八戸市。新幹線で40分もかからない。そこから在来線の八戸線に乗り換えて「本八戸」まで行く。もともとそこが八戸の中心街だった由。外は相変わらずの雨。車窓から馬淵川がちらっと見えた。これは「まぶち」ではなく「まべち」と読むこと。そして「登別」などの「べつ」と同様にアイヌ語地名であることは知っていた。東北の北部は、アイヌ語地名が、今もなおたくさん残っている。 窓の外を黄色いものが流れて行った。良く見ると水田の間に時々麦畑がある。その麦が実って来たのだろう。これが「麦秋」と言うヤツか。八戸へ行くのは今回で2度目。新婚当時、妻の伯母が住む街を訪ねたことがあった。海岸の風呂屋で、大きなイカ釣り船を持っていた。その新造船に乗せてもらったが、最新鋭の設備と巨大な集魚灯に驚いたものだ。 本八戸駅で降り、ホテルまで歩く。地図は持ってないが、頭の中に場所のイメージはあった。寂しい市街地を南に向かうと、次第に繁華街となった。駅前が寂れているのが不思議。恐らくは鉄道を敷いた当初は反対があったのだろう。そんな地方都市の話は良く聞く。そのうち繁華街に出、ホテルを行き過ぎてしまった。まさかと思う場所にホテルがあったのに全く気付かなかったのだ。 アーケードで隠れていたビルの3階に、ホテルのフロントがあった。溜まっていたポイントを使って料金の前払い。何と1泊朝食付きで4千円以下。部屋に荷物を置き、傘も持たずに街へ出る。夕食は800円のイカ刺身定食にした。朝食はコンビニで買ったお握りとサンドウイッチ。昼は遠野で食べたラーメンの大盛700円也。今回の旅はケチケチ作戦で行く予定。 6月24日金曜日。旅の2日目。ホテルの朝食は悪くなかった。野菜もたくさん摂れて大満足。家では野菜や果物を結構食べているが、旅先ではなかなかそう出来ないので助かった。朝ドラを観、予約していたタクシーに乗り込む。行き先は郊外の博物館。平日のその日は適当なバスがないようだ。ケチケチ作戦はダイエットのためでもあるが、タクシー代ねん出のためでもあった。<続く> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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