テーマ:ニュース(100194)
カテゴリ:ニュース・社会の動き
小池新東京都知事の就任挨拶と記者会見には感激した。約45分もの間、ほとんど原稿を見ないでの施政方針説明は実に迫力があった。理路整然とし、とても納得出来る内容。もし鳥越さんが当選しても、あれだけの話をするのは到底無理だと思った。今後は「情報公開」と「オリンピック経費」に関して、外部委員を中心とする調査委員会を立ち上げ、自らその責任者になる旨言明した。 若狭参議院議員の話にも感激した。今回除名覚悟で小池さんを応援したのは、女性が輝く日本で在って欲しいとの願いからのものとのこと。あの髭のあるいかつい顔の彼が、そんな思いでいたことに驚いた。日本は女性の国会議員や首長が少ないことで、国連から勧告されている由。なるほどねえ。そんなことがあったのか。そうだったら彼を除名は出来ないはず。だって安倍政権は女性が輝く世の中を標榜してるのだから。 にこやかに挨拶した小池さんに対し、都議会議長と副議長の応対はたった3分で終わる、そっけないものだった。おまけに恒例の記念撮影にも応じず、皮肉めいた捨て台詞で終わった。与党である都議会自民党の対応もトップのドンが不在で、冷たい対応。まさに男どもの肝っ玉の小ささをまざまざと見せつけるものだった。またオリンピックのドンである森元総理も記者団に聞かれ、今後の関係修復は小池さん次第とのたまった。全く感じ悪いねえ。 今回の都知事選で、瀬戸内寂聴さんが鳥越氏を応援していたことを知った。誰を応援しようが勝手だし、恐らく宗教者の立場から平和を願ってのことだろうが、まさか応援した相手が女性の敵だったことまでは知らなかったようだ。 過日、寂聴さんは雑誌の対談で小保方晴子さんを慰めていたことも知っていた。恐らくはマスコミから袋叩きされ精神が参っていた彼女に力を与えたかったのだと思う。93歳と高齢の尼僧の気持ちは有り難い。 だが、鳥越氏は公人として追及を受けたのであり、一方の小保方さんは一科学者として追及を受けた。そのことを忘れてはいけない。それらは今後も永久に非難されるべき行動。もちろん小保方さんの場合は、人間として非難された訳ではない。 第3次安倍改造内閣の陣容が昨日明らかになった。女性閣僚はわずか3人とは寂しい限り。総務大臣の高市さんが残留。オリンピック担当の丸川さんは横滑り。これは小池さんとの関係修復が狙いのよう。そして稲田政調会長が防衛大臣に就任。論客で知られる彼女は中国や韓国から煙たがられる存在。総理の心意気が分かる。彼女は信念の人。臆することなく日本の安全のために献身してくれるはずだ。 こともあろうに、そんな日に北朝鮮が2発の中距離ミサイルノドンを日本海に発射した。1発は直後に破裂したが、残りの1発は秋田県沖250kmの我が国の排他的経済水域に着弾した。付近では山形県のイカ釣り船が漁をしていた由。早速自衛隊と海上保安庁の艦船が出動し、弾頭の破片を回収した模様。日米韓の軍事協力に対する嫌がらせだろうが、国連決議に反する卑劣な行為だ。 安倍総理が先日就任したばかりの英国メイ首相にお祝いの電話を入れたようだ。その際、今後の結束を約束したみたい。サッチャー以来の女性首相は、早速前内閣が締結した原子力発電所建設プロジェクトへの中国の参加を見直すことを表明した模様。恐らくは国家機密保持の観点からだろうが、危機管理の点からごく当然の措置と言えよう。 都知事選のさ中に代表選への不出馬を表明した民進党の岡田代表は、まさに敵前逃亡さながらの様相だった。無責任な候補者選び同様、無責任な行動だったのではないか。後継者に名乗り出た一人が蓮舫さん。泥船の民進党を女性の力で再興することが可能だろうか。 海の向こうのアメリカでは、目下大統領選挙の真っ最中。イスラム系軍人遺族への侮辱的発言で、共和党のトランプ候補は非難されている。そんな「敵失」を捉えて、今後ヒラリーさんの再浮上があるかどうか。11月の本選まで、激しい戦いが続きそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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