テーマ:気になったニュース(30997)
カテゴリ:ニュース・社会の動き
昨日の早朝パソコンを立ち上げ、現れたニュース欄に「リスペクトしてない」との本田選手の意見を見つけた。「一体何のこと?」と思ったら、前夜モスクワワールドカップアジア最終予選で戦った相手イランの選手は、もっと日本をリスペクトすべきと言うことらしい。 試合は原口が絶妙な股抜きのヒールシュートで先制し、後半イランに追いつかれた後はインデビジュアルタイムに放った山口の強烈なミドルシュートで勝ち点3をもぎ取った。本田も何本かシュートしたが、点には結びつかなかった。相手にリスペクトを求めるより、どうしてもリスペクトせざるを得ない状況を作り出すのがプロ。プロは「勝ってなんぼ」の世界。先ずは結果を出すのが先決だ。 激しい本田の言葉より、私は恋人の平愛梨を紹介した際「僕のアモーレです」と言った長友選手の温かいハートに共鳴する。あの日彼の出番はなかったようだ。そしてその翌日11日の対オーストラリア戦に備えて練習中彼は頭部を負傷し、次の試合を欠場する由。勝ち点を争う最大の山場だけに、長友の欠場は何とも痛い。 一浪いや世界のイチローは今年も偉大な記録を作った。42歳の彼が活躍する姿は、世界の野球ファンに希望を抱かせる。そして来季もマイアミマリーンズでプレーすることが決まった。年俸は2億数千万円とのこと。私の小遣いより少し多いねえ。 一方ゴジラ松井はスラッガーとして大リーグに渡り、ワールドカップでMVPにもなった。だが活躍した期間はずっと短い。それが大きな筋肉を使い続けるスラッガーの運命だ。それに対してイチローはバットコントロールでヒットを量産する。そして体を労わり、大リーガーとしてのプレーを可能にするためのトレーニングを欠かさない。来季は43歳。外野手としては驚異的な年齢だが、彼ならきっと活躍し続けるように思う。 今年のノーベル医学・生理学賞受賞者に東京工業大学栄誉教授の大隅良典博士が選ばれた。「細胞のオートファジー現象の発見」が受賞の理由とか。がんやパーキンソン氏病のメカニズムを解明し、その治療法を見つけるための手掛かりになる研究で、かなり前から受賞して当然と思われていたらしい。 博士は酒豪。今でも指導する学生たちには優しい研究者で、おごり高ぶった態度は全くない。若い時からへそ曲がりで、人がしない分野の研究をするのが好きだった由。奥様もかつての研究仲間で、家庭に入った後も博士の研究を陰で支え続けた。博士には奥様の眼鏡を隠したりするお茶目な一面があるとか。何とも微笑ましい話だ。 なぜ日本人研究者だけがアジアの中で毎年のようにノーベル賞を取り続けるのか。中国や韓国ではもっぱらそんな疑問の声が出ているそうだ。やっかみも半分はあるだろうが、最近は日本を見習うべきとの意見も少し出て来たようだ。 だがノーベル賞のうち医学・生理学賞、物理学賞、化学賞は30年ほど前の研究成果に与えられることが多いと聞く。だから30年後には日本が追い抜かれることも十分考えられるわけだ。 国花であるムクゲ(木槿)の花の名を名前にした朴槿恵女史の悩みは深い。日本帝国の軍人だった偉大な父親を忌避するような反日国家韓国の大統領ともなれば、本心とは違った行動を取らざるを得なかったのかも知れない。だが国内経済は遅滞し、同胞国家北朝鮮の暴走が続いて心の休まる暇はない。 そして彼女のヒステリックな性格が、検察や裁判所など司法の判断にも影響を与えているのだとか。野党議員の半数近くは「国家反逆罪」での逮捕歴があると聞く。あれだけ凶暴で強硬な北朝鮮に心を寄せる国会議員がいるとは魔訶不思議。恐らく朝鮮民族自体がヒステリックなのだろう。そう思うと全ては納得出来る。そしてそれは強大国を隣国に持つ半島国家の宿命なのかも知れない。 この人にもうさん臭さが付きまとう。ご存じ民進党の蓮舫代表だ。野党第一党の代表でありながら本名は名乗らない。そしてつい最近まで二重国籍だった。国会で与党を追及する姿は勇ましく、舌鋒も鋭いものがある。だがその言葉の割には空虚さが付きまとう感が否めないのはなぜだろう。つまり言葉が軽いのだ。言ったことがコロコロ変わるのを目の当たりにしたら、やがて人は信用しなくなる。それだけの話だ。 この人も最近時々TVに出て来る。例の豊洲市場問題の関係者としてだ。なぜ汚染された土地を築地市場の代替地として選んだのかを知ってる人物。だが言は二転三転している。公開の場でのヒアリングには協力せず、文書での問い合わせになら応じるとの言。そこで小池都知事は昨日早速、文書での質問状を石原氏の事務所宛に送付したそうだ。 彼が都知事にあったあの時期は、「新銀行東京」が大赤字を出していた時。移転を推進していた豊洲の敷地の汚染処理に膨大な費用がかかると知って、急遽工法を変更した経緯があるようだ。それをトップにいた彼が知らない訳はないのだ。政治家は高齢をヒアリング免除の言い訳には出来ないと私は思うのだが。 工事契約に関する談合疑惑や、連絡通路部分の汚染土壌放置、技術委員会議事録改ざん疑惑まで飛び出した豊洲市場問題。どこまで闇が深まるのか全く見当もつかない状態だ。このままでは移転時期が決まらないし、関係業者への補償問題も出て来るのは必至。「安全な食」のイメージとは程遠い豊洲の地。やはり移転するには無理があったのではないだろうか。 今や小池都知事は渦中の人。都議会での答弁などの態度はさすが大臣経験者。風格が違うし、不正を追及する姿も素晴らしい。恐らく豊洲市場移転問題や東京オリンピック会場問題には、共通の闇があると彼女は踏んでいるのではないか。ただ東京都幹部職員の無責任ぶりは想定外の酷さだったに違いない。 この難局をどう切り抜け、どう解決するか。それが彼女が負った使命だ。賢明な彼女ならきっとこの泥沼から抜け出し、最適の解決策を見出してくれるはず。私は日本国民の一人として、心からそう信じている。 最近TVでこの男を見かけないだろうか。ボートの武田大作選手。30歳ほど年齢が違う彼は松山勤務時代の走友で同じグラウンドで走り、同じフルマラソンに出、同じトライアスロンレースにも出ていた。その後彼は国体、アジア大会と戦いの場を広げ、やがてオリンピック5回出場のベテラン選手になった。 その彼が東京オリンピックのボートやカヌーの会場予定地である「東京海の森水上競技場」の弊害に関して、選手の立場から意見を述べている。曰く、「ここは海風が強くてボートへの影響が大きい」。「海水はボートを浮かせて難しい」。「海水による部品の錆が激しい」などなど。 20年前は学生だった彼が、今は世界のトップ選手としてTVに出て意見を述べている。だが真面目で努力家なのは今も変わらないようだ。TVで元気な顔を見られるのは嬉しい。そして私は思う。「歳月は人を育てる」と。まさに「男は黙って○○ビール」だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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