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マックス爺のエッセイ風日記

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2017.11.07
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カテゴリ:生活雑記
<評価の基準、あるいは好き嫌い>

  

 「私は安倍さんが嫌いです」。ある人からそう言われた。今回の旅先でのことだ。その方は私同様に1人旅。食事の時は添乗員さんが大抵私と組み合わせて座席を取ったのだ。「やっぱりな」。私は心の中でそう思ったが、口にはしなかった。彼女は元教師で52歳の時にご主人の看病で仕事を辞められたのだが、その甲斐なくご主人は亡くなられた由。今は毎月のように旅を楽しんでおられる由。

                

 私がやっぱりと思ったのは、彼女が「日教組世代」だったからだ。長い間教師をしていれば自ずから感じ方や考え方が決まるだろう。まして学校では教師より偉い存在はない。組合に入って自らの権利を守るのは当然の行為だが、物の観方が偏り易くはならないか。彼女が私に話したのは衆院選直前。ある団体の印刷物を手にしてるのも見た。

  

 選挙の結果は既に明白だ。政治に「たら」はないが、もしあの時小池さんが民進党を「丸飲み」し、自らも立候補していたら、事態は全く変わっていただろう。私が恐れたのはそれ。小池さん個人にではなく、ポピュリズムを煽る一部マスコミへの不信だ。だが多くの国民はそんな選択はしなかった。そして若者が、より堅実な政治体制を求めたことにも正直驚いた。

           

 トランプさんが来日し、安倍総理とゴルフをした。プロゴルファーの松山選手も一緒。総理主催の晩さん会にはピコ太郎も招かれているとか。昭恵夫人は大統領夫人と銀座で買い物をした。そんなことで野党はまた異論を唱えるかも知れない。ロシアの陰が付きまとい、国民の間では評判が悪いトランプさん。支持率は30%後半と、歴代の大統領の中でも最低の部類。閣僚も次々辞めて行く。

  

 そんな不人気なトランプさんにピッタリ着いて行く安倍総理。こちらも「モリカケ問題」で苦戦中。だが、それらはいずれもマスコミが作った「イメージ」。大統領が国連で北朝鮮に新たな制裁を加え、日本人の拉致を非難した。北朝鮮は口汚く罵ったものの、ミサイル発射や核実験は鳴りを潜めている。そして今回初のアジア訪問が、大きな意味を持つように思う。

              

 私は案外安倍さんが好きだ。トランプさんも問題が多そうだが、彼なりに一生懸命国の経済を再生させようと苦心している。反対を唱え、攻撃する方が楽で有利。だが国を率いる為政者はそうは行かない。上手くやって当り前で、失敗すれば「それ見たことか」と叩かれるのが常。国が国民の安全や平和を守るのは、そんなに簡単なことではないはずだ。

  

 韓国の国民は今不満を抱いている由。理由はトランプさんが日本には2泊するのに韓国には1泊だけ。それに人気者のイバンカ補佐官は韓国での予定をキャンセルして帰国した。だが安倍さんは大統領とゴルフをし、大統領は天皇陛下へも謁見した。これは大統領の当選前から総理が人脈を作り、信頼を勝ち得たからに他ならない。もし野党が政権を取っていても、果たしてこんな関係が築けたかどうか。

                 

 国家主席の権限をさらに強化した中国は、南シナ海埋め立て用の大型浚渫船を建造した。飢えと経済制裁に苦しむ北朝鮮は、数年ぶりに中国へ祝電を打った。日本は北朝鮮への追加制裁を近く発動予定。テロが頻発するアメリカでは、ヒラリー女史及び現政府高官の新たなロシア疑惑が浮上した。

 国連総会で日本人拉致被害者に言及してくれた大統領は、来日した今回被害者に面会した。ユネスコは従軍慰安婦の世界記憶遺産(韓国申請)を却下した。これに対し韓国は改めて申請し直す姿勢を崩していない。果たして朝鮮半島はそんな状態下にあるのだろうか。





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Last updated  2017.11.07 00:00:28
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