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マックス爺のエッセイ風日記

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2017.11.17
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カテゴリ:生活雑記
<ニュアンスの違い>

  

 さてお立合い。目下放送中の朝ドラ『わろてんか』だが、今一評判がよろしくないと言う。理由の一つが「大阪らしくない」と言うこと。ご存知のように大阪の笑いを商売にした代表格と言えば、吉本興業であることは誰でも知っている。ところが「わろてんか」の主人公であるてんは京都の大店の娘。同じ関西でも京都と大阪では言葉や文化だけでなく、「笑いの質」が違うのだろう。

  

 京都が「はんなり」なのに対して大阪は「コテコテ」。つまり笑いも直球勝負なのである。だから「おもろない芸」にはビタ一文払わないのが大阪人。いくらNHKの朝ドラでも、面白くないものは笑えないと言う訳か。そのニュアンスが分からない東北人の私にも、これまではあまり笑える要素は乏しいと感じた次第。そのうち腹の底から笑えることを期待していよう。

          

どうも腹具合がよろしくない。食後にげっぷが多発するのだ。ははあこれはと思いついたのが胃薬。目下通院中の循環器内科と整形外科。そのいずれでも効き目の強い薬を服用し、これを抑えるため胃薬が処方されている。きっと双方の胃薬が過度の働きをするのだと思う。それを整形外科のドクターに告げると、薬はもう服用しなくて良いと言われた。その日は肩にヒアルロン酸を注射。関節を円滑にする作用がある由。

  

 「痛みがあるうちは肩の運動をしないで下さい」。理学療法士は言う。逆効果だそうだ。そうか。自分は痛みを堪えながら体操してたもんなあ。それよりも首と腰を動かせとのこと。なるほどねえ。痛みの原因も分かったし、注射、飲み薬、湿布薬ももらった。この辺が整骨院と異なる点。少々費用は高いけど、通院の回数は少ないから正解だったね。ただし良いドクターに出会うのが条件だけど。

           

 ある方がシュロと八つ手を間違えていたため、「それはシュロですよ」と教えて上げた。それから暫くしてまた間違えていた。「ああこれは気づいていないんだな」。そう考えお節介は止めた。別の方が「老体に鞭打って」と書かれていた。まだ40代なのだが、一度はその言葉を使いたかったのかも。それはおかしいよと書いたが、余計なお世話だったかもしれない。

  

 ある方は日本語の用法に厳しい。きっと気になるのだろう。ただ日本語は時代によって変化する。明らかな誤用も、多くの人が使っているうちに正しいとされる事例が結構ある。かく言う私なども、知ったかぶりして短歌を旧仮名遣いで表記したいと言う願望がある。ところが正式に習ってないせいで、本当の表記法を知らないのだ。ただただ短歌のリズムと言葉の語感を楽しむだけで。

          

 認知症になったドクターの話が新聞に出ていた。彼の専門は精神医学で、長らく認知症の研究に携わって来られた由。そうか、専門家でも歳を取れば認知症になるリスクは一般市民と変わらないのか。そんな風に感じたのだ。でも病因が脳内の化学物質の欠乏であれば、やがては劇的な治療法が発見されるかも知れないね。それと同時に、認知症でも生きて行けることの証明を見たような気がした。
  
  

 病院からの帰り道、坂を下りながら考えた。そう言えば買って来たトマトを食べてないなあ。冷蔵庫を開けるとビニール袋に入ったまま。昼食時に洗って1個食べた。寒くなると冷たい物を食べたくなくなるんだろうね、きっと。夕方は1階のシャッターを全部下ろした。今週末の仙台は、最低気温が2度ほどまでに下がるようだ。明日は1泊で東京に出かける予定。筑波勤務時代の悪友達に会えるのが楽しみだ。





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Last updated  2017.11.17 00:00:40
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