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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.05.14
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カテゴリ:園芸・家庭菜園
~近所の2つの公園にて~

  

 大型連休も終わってしまった。新型コロナ騒動でステイホームの日々。ブログもそれに合わせた身辺の些事を書き綴ったが、4月下旬に撮った花の写真を掲載しそびれているうちに、時期を失した感がある。でも今日は思い切って仙台の桜の見納めをしてもらおうと思う。ソメイヨシノは散って、八重桜ばかりだが。

       

  

 上の2枚はA公園の八重桜。いかにも美味しそうなピンクの色。花の種類は名札がないため分からないが、桜茶にしたら案外いけるのではないだろうか。

       

 ここからは全てM公園。最初に登場するのはウコン(鬱金)の若木。花びらが黄色い、いわゆる黄桜だ。今年は訪れた時期が良かったのか、まだ美しい薄緑色を保っていた。

  

      

 その花に近寄って見るとこんな色。黄色と言うよりもやはり薄い緑色と言った方が適切だろう。上品な色合いに癒される。園内にはこの木の他にも3本ほど植えられているはずだ。

   

 この木には「一葉」と言う名の名札がかかっていた。昨年までは確か名札はなく、この名前は初めて聞いた。恐らく樋口一葉から採ったのだろうが、若くして死んだ女流作家同様、どこか儚げな感じがする桜だった。まだ若木なので、木が成長すれば花も豪華になるかも知れない。

    

          

   

    淡いピンク色は薄幸だった樋口一葉に相応しいと思えた。

       

  

  ウコンよりも花びらの色がより緑に近い品種がこの御衣黄(ギョイコウ)なのだが、この木はまだ若いせいか緑色が薄かった。園内にはもっと緑の濃い御衣黄があるのだが、生憎他の人が撮影中だったため、傍へ行けなかったのが残念。

     

          

 上の2枚は「太白」と言う品種のようで、今年初めて名札で名前を知った。八重桜には珍しく純白の花弁。なお「太白」は金星の別名で明るくて大きいことからの命名。私が住んでる仙台市太白区には「太白山」と言う標高321mの山がある。小さくても三角形の独特の山容が遠くからでも良く目立つことから「太白山」となった。古名の「生出が森」(おいでがもり)は一晩で山が成長したとの伝説から。

  

   名札がなかったこの花は果たして「一葉」かそれとも「太白」か。もっと木が大きくなれば、花の色はもっと鮮明になると思うのだが。

    

       

 これらの2枚には「福禄寿」の名札があった。実にお目出度い名前だが、私には「一葉」のようにも思えた。やはり私は庭師になるのは無理なようだ。

    

        

 上の2枚には名札がなく、残念だが品種は不明のまま。このM公園には40種近い品種の桜があると言うが、名札がなくても私が分かるのはソメイヨシノだけ。染井吉野は挿し木でしか増えないため、全国のソメイヨシノはどれも同じDNAなのだとか。そして大きく成長して太い「幹」のように見えるのも、元々は枝だったことになる。これで今年の桜は見納め。明日からは散歩中に撮影した花々を載せる予定。さくらバイバイ





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Last updated  2020.05.14 00:00:14
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