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マックス爺のエッセイ風日記

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2022.03.17
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カテゴリ:生活雑記
さくら春よ来いダブルハート

    スノードロップの芽

 久しぶりに仙台にも雨が降り、一気に気温が上がった。カラカラに乾いていた空気が湿り気を帯び、少し春が近づいたように感じた。少し心にも余裕が出て来、幾つかの用件を済ませた。生命保険の手続き、火災保険の更新、生活資金を下ろして何度かの買い物。いつの間にかパラリンピックが終わっていた。気持ちがウクライナにばかり向いていたのだ。そのウクライナ関係の嬉しいニュースがあった。

              カテリーナさん   

以前にも書いたウクライナの民族楽器バンドーラ奏者で歌手のカテリーナさんの話。キエフにいるお母さんのことが心配で、早くウクライナを脱出してと電話で話していた。だがお母さんは暗い地下室で、「一体どこへ逃げろと言うの。逃げる方法もないのに」。「ポーランドよ。後は私が何とかするから」。そんな親子の会話を聞いたのは、もう10日以上前だったと思う。彼女は来日して16年になる。

      カテリーナさんのお母さん

 67歳のお母さんが日本のテレビに映った。場所はポーランド。キエフから電車に乗って西部の都市リビウへ。そこからバスで国境へ。国境からは歩いてポーランドへ入った。持って来たトランクが心配で、シャワーもトイレも気が気ではなかった由。ポーランドで待っていたのはカテリーナさんのご主人の日本人。国境では若い人が重たいトランクを持ってくれたと言う。何日か後には日本に到着出来るだろう。渡航費用一部は夫妻が出し、残りは日本のボランティアが協力してくれたそうだ。日本の男もやるねえ。

             羽田で再会した3人  

 こちらは別の話。日本に滞在中の弟を頼ってウクライナから逃げて来た姉と姪。キエフから列車でリビウへ。そこからポーランドに入国しワルシャワの日本大使館へ。祈るような気持ちでビザ申請すると、即座に発行してくれた由。ポーランドからロンドンに飛び、そこから羽田へ向かった。羽田空港で待つ弟の前に2人が現れ、固く抱き合っていた3人。大好きな叔父さんと久しぶりに会えた姪が泣いていた。

   

 ロシアでも異変が起きている。ロシアでは既に数千人が外国へ「頭脳流出」してるそうだ。不自由な祖国を見限ったのだろう。(左)そして国営放送の第1TVの放送中に、アナウンサーの背後に近づいた女性(編集局員)が予め用意した英語とロシア語で書かれた「戦争反対」のプラカードを掲げた。その後彼女は当局に拘束。長時間の取り調べを受けたが、3万円ほどの罰金刑で済んだ由。

                    

 3度に亘る両国の協議に少し灯が見えかかったと伝えられているが、依然見通しはつかない。プーチンが翻意しない限り妥結は無理だ。ローマでの米中による交渉も徒労に終わった。米国高官は中国がロシアに軍事と経済両面で支援する動きがあるとEUとアジアの同盟国に喚起を促した。プーチンと習近平が今後どう出るか。ゼレンスキー大統領の意思は堅固。祖国を守ろうとする愛国心に心が打たれる。

    隣家の白梅

 風が強いせいか、何か大きな物音が聞こえた。その音源を捜しに2階に上がった。特段異常はない。近所で火事があり人が亡くなっている。念のため北側の部屋のカーテンを開けると、無人の家の庭に満開の白梅。こんな近くに見事な梅の木があったのだ。そうそう大横綱大鵬の父親は白系ロシア人と聞いていたが、何とウクライナ人であることを一昨日知った。ウクライナに一日も早く平和をと祈る。





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Last updated  2022.03.17 07:51:44
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