アッババジャノホイ

第4回ITセミナー 9日目

朝4:30起床
今日からは乗り合いバスで移動。
300km程離れたティグライの街｢シュレ｣へ。
シュレまで10時間。
問題なく着けば、そこから2時間かけ｢アクスム｣まで進みたい。

バスターミナルの門が開くのは6:00だが、外国人は5:30から特別に入れると聞いていたので、早く行ったのだが何故か警官に門前払いされる。結局、ターミナル職員に幾らか金を握らせることで、チケットと席の問題を解決。そこでオーストラリア人旅行者Ms.Jと知り合う。小さなバック1つで、1人南アから東アフリカを北上してきた65歳くらいのおばさんなのだが、兎に角パワフル。足が悪いのだが物ともしない。100カ国以上旅行した経験があり、4年間インドでヨガの修行をしたこともあるらしい。皮肉屋で、ちょっと気難しいところがあるのだが、目的地が一緒だったので、行動を共にすることに。

アクスムまで今日中に行きたいなーと思っていたのだが、出発1時間ほどでいきなりタイヤがバースト。おかげで最初の町での朝食休憩が随分と長くなった。。。そこから先、シェミエン国立公園付近の山越えは眺めが最高！アフリカで第3番目に高い山｢ラスダッシェン｣も含め、10日ほどのトレッキングで公園を周れるようなので、今学期が終わったら絶対行きたい。

山越えの後は、地平線まで続くアカシヤの平原。エリトリア国境付近の為、戦車の残骸・破壊された橋等、戦争の傷跡があちこちに残っている。エリトリア難民キャンプが近いこともあり、各集落に検問があって、毎回武装した兵士が車内をチェックした。

なんとか日没寸前に、シュレに到着。
明日の移動とアクスム観光に備え、早々と就寝。

ちなみに、シュレ付近で見れる夕日は最高です。
アフリカっぽい大平原に、空を様々な色に変化させながら沈んでいく夕日は、見る価値あり。