殉愛騒動
今年が明けて早々、やしきたかじんさんが逝ってしまい、半年たってもその現実が本当のことだと受け入れられずにいたのに、まさか、まさか彼の死に際に添った女性のことでこんなにも騒動が波紋を広げるまでになるなんて。『金スマ』で再現VTRとともに『殉愛』という書物が披露され、知りたくもない未亡人の献身も知ったわけだけど、『金スマ』見たときのブログどんなに二人の愛が殉愛であろうと書店に山積みされた本を手に取りことはやはりできなかった。かばうわけではないけど、百田尚樹さんが 未亡人と偲ぶ会かなんかで出くわさなかったらわざわざ他の小説の仕事先送りにしてまであんな本を出版することはなかったかも。見るからに未亡人は人たらしっぽいタイプであることに違いない。そういう自分を自覚している女性。いくらたかじんさんが百田さんの本を愛読していても自分たちの奇跡のなれ初めとか普通の神経では話さないと思う。初対面のベストセラー作家に彼女がなぜ話したか。だいたい、その時点で怪しい。それにも気づかずに未亡人に魅入られた百田さん、そうとしか思えない。『金スマ』VTRでも「は???」と目と耳を疑ったのはたかじんさんの看病で過労の中聴覚の面で診察に行きたかった未亡人が看病をマネージャーさんに電話で頼んだらけんもほろろに断られた!というくだり。もし、事実だったとしてもなぜそれを百田さんに話したりましてや本に書かせたのだろう。そもそも、医療治療看護を万全に病院側がするのを押し切って未亡人がずっと付いて睡眠も取れないとか治療日誌的なことをずっと書いてたりとか、そこからして不可解だと思ってたのに、マネージャーの悪口や見舞いにも来ない前妻の娘の悪口とか、そりゃあ訴えられもするでしょう。前妻や娘さんと確執があったりそりゃあいろんなことはあったにせよ、本当の気持ちや事情はたかじんさんにしかわからない。なのに、面識もなかった百田さんやあの未亡人になにがわかるんだろう。とにかく、訴訟沙汰になったり週刊誌各誌ネタ披露合戦になってきていてこんな状況をきっとたかじんさんは泣いてるよ、怒ってるよ・・・と悲しく思ってたけど、最近はこう思う。「おもろいやん。」って、高見の見物してるのかもって。だけど、テレビでは一切取り上げられてないのできっとテレビウォッチャーだったたかじんさんはテレビで各局話題にしてほしいんじゃないかな。それにしても、『金スマ』見たときはまさかこんな展開になるとは思っていなかった。とにかく個人的見解として『殉愛』を書物にしたのは下劣。だいたい、百田さんがベストセラーでも私は『永遠の0』映画見たあとに買って読んだけどそんなに売れまくった理由が多くの人に好まれ読まれた理由が見つからなかった。『永遠の0』見たときのブログ(皮肉にもたかじんさんの訃報に凹みつつ鑑賞してた)映画感想でも書いたかもしれないけど、戦時中のあの手のエピソードはお盆時期のテレビで戦時中のドキュメンタリー番組見てたらお馴染みのことであって私なんかは子供時代から戦時中に興味があったので・・・(祖父母とコミュニケーションがなく 昔の話を聞かせてもらうことがなかったので)それに、悪いけどその他の百田さんの書物もあらすじ見ても「読みたいな」と思ったことないので『永遠の0』が初めての百田作品。かばうわけじゃないけど、予定されてた仕事先送りにしてまで書く本じゃなかったと思う『殉愛』【楽天ブックスならいつでも送料無料】殉愛 [ 百田尚樹 ]価格:1,728円(税込、送料込)