私の世界遺産紀行！世界寄港聞こう！

オーストリア、インスブルック、ベネチア編４・・夜行列車の恐怖

さて、イタリアといえば、まず北イタリアは、裕福ですよね。
レガノルドとかもあるし、トリノの自動車、ベネチアグラス、
ミラノのファッション、芸術、フェラーリ・・。
フィレンツエも町並みを見れば、やはり北カナ？

ところが、南イタリアはローマも含めて、大変なことになっている。
ローマ以南は、ナポリとかもそうだけど、
ジプシーや浮浪者、貧民街もあるしね。
更には、シチリア島に渡れば、
やくざとマフィアだらけの、凄い後進地・・。
私もローマでは、ジプシーの親子に追いかけられた事もあるし・・・。

そんな優劣含むイタリアだが、
一応ベネチアまでの北部を走る夜行列車なら大丈夫だろう。
そんな気持で乗り込むのだった。

オーストリアで乗り込んで２時間、
まだ夜行列車なのに、そういう雰囲気は無い。
私の車両には５名ほど乗っているし、
女性も乗っている。
これが夜行に変わるはずなんだが、
女性がいるということは、まあ安心なんだろうね。

そして暫くして国境に近づいてきた。
もう午前０時頃のはずである。
そして国境前で一気に乗客は減って行く。
あれま？
えー、全員降りちゃったよおー！
残りは俺だけかい？？
大丈夫なの俺・・・？