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ASAKOのおうち

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2004.07.12
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7月10日は私の誕生日でした。この日は私にとって誕生日という以外に大切は日になりました。Masumi先生のスパークリングタイム名古屋に出席したのです。Masumi先生は、ワイルドバンチなどでも有名でいらっしゃるのですが、演じるということを通して子供達に英語を教えて(体感させて)いらっしゃる先生です。
このSPTは今の私にとってすべてが心に響く素晴らしい体験となりました。

実は私、ここ半年ほど、迷路に入り込んでしまって、出口が見えずグルグル状態だったんです。うつ病かもっていうくらい、どーんと落ち込んで、レッスン終わるたびにズーンと暗くなって、なんのためにやってんだろうって。自分は必要なのかしら?って。
実は英語を教えるということも辞めようと思ってました。

色々なセミナーに出て教え方や考え方を学ぶにつれ、自分は教師なんだ、という「責任」が芽生え始めその大きさにおののいてました

理想と現実のハザマでクラスをまとめられない自分。

レッスンしていても、方向性が定まっておらず、何かしら納得していない自分。

子供達に相対して、教えるということを繰り返していると、否が応でも見えてくる未熟な自分。

「子供達に広い視野と柔軟性を持ってもらいたい!違いを違いとして受け入れられる垣根の無い子供に!」と思っていていても、抽象的過ぎて広すぎて、1コマ1コマの分刻みのレッスンでどうすればいいのか・・。Pがどうの、Tがどうの、大文字と小文字が・・と言っていて、その広い心が育つのか・・・?という疑問。

児童英語って言う未知な世界の中で、知らず知らずのうちに、結果をださなきゃ、成果をあげなきゃ、と焦っていたのです。今子供達が置かれてる状況で、生きていくためにそんなに必要でもない、算数や国語のように学校の成績に反映されることも無い、英語というものを教える怖さ、ひょっとしたら私のレッスンが元で英語嫌いになってしまったら・・という不安。

ネイティブでない、実は英語へのドキドキ感が取れていない自分が
英語を手段としていていいのか・・。と自分を責めたり・・。

レッスン以外の経営能力のなさや、保護者の方が私の教室に対して
どうおもっているのか計り知れない不安な部分・・。そしてそれを聞く勇気もなく・・。

いろんなことが渦巻いて、何のためにやってるのか、分らなくなっていました。結構苦しかったです。大海原に小さなボート一つで一人でこぎ出でてしまったような恐怖感さえ覚えました・・・。

10日のSPTで答えが見つからなければ本気で辞めようと思っていました。だから余計に緊張したし、必死でした。

そんな私を知ってか知らずか、Masumi先生が何かとAsaちゃん、Asaちゃんと私に振ってくださり、(本当は別にそんなふうにMasumi先生が意識していらっしゃったかは分らないんですが、私にはそう思えるほど過敏になっていたんです・・)
セミナーの中で、絵本の一節一節を動きとともに声に出して覚えていくというものがありました。参加者が2人ずつに分かれ、一節ずつ割り当てられ、数分で動きを考えて発表するんだったんですが、参加者が奇数だったため私は一人だったんです。
お恥ずかしながらゲゲッ!!と内心びびりました。
だって誰にも相談できないし、ごまかしも聞かないし、今の後ろ向きで迷い迷ってる自分をさらけださなくちゃいけないし・・。その絵本は繰り返しの文章で成り立っているので、私の割り当てられた部分が一番回数が多かったのです。自分の番が来るたびにドキドキして、動きもママならず、失敗して流れを止めてしまい、恥ずかしかったし、情けなかったし、悔しかった・・。自分だけができないような劣等感。今の自分そのもののような気がして・・。

でも何度も何度もやっているうちに、なんだか開き直ってしまって、恥ずかしさは取れ、情けない自分をさらけ出すこともでき、最後にできたときには爽快感さえ覚えました。気づいたんです。できの悪い生徒になって見て。
考えてるより思い切って口にしてみれば、動いてみれば、できるって。できない自分を認めるのも、さらけ出すのも、結構やってしまえばかえって気持ちのいいものだって。開き直っちゃったんです。

そしてそんな私にもMasumi先生は優しくって暖かい笑顔を下さいました。何度も何度も・・。「大丈夫よ!大丈夫よ!さあ!Come on!!」って・・。

ああ!これだ!!私にできるのはこれだ!!って思いました!!
なにかが心の中で弾けたんです。
英語でドキドキする私だからこそ、レッスンでドキドキしている子供の気持ちは良く分るし、頭で考えちゃって動けない子供も理解できる。そんな私にしかできないレッスンがきっとあるはず。できない自分はちっとも恥ずかしくない!そんな自分だからがんばれる!がんばったらめ一杯誉めてあげよう!私がMasumi先生に優しいくて暖かい笑顔を戴いて、がんばろ!って思え、そして何より嬉しかったから、私もこれなら子供達にして上げられるって思いました。

そしてもうひとつ、Masumi先生のしてくださるアクティビィテイを目の当たりにして、気づいたことがありました。先生のお話を聞くたび、頭の中で無意識に、自分のクラスではどうかしら?子供達はどんな反応をするかしら?わたしだったらこんな風に・・と次々自分の生徒の顔が浮んできて、つくづく、ああ、私が続けていく理由、それは、とってもシンプルであんまり世の中の役にも、ひょっとしたら生徒たちの役にも立たないかもしれないけれど、

「子供達にレッスンすることが好きなんだ!!」

だってことです。もう、それだけでいいかな、って今は思います。
子供の生きる力を育てよう!とか、視野を持った柔軟性のある子に!というこをは願っていますが、目標が高すぎてなんだかおこがましいし、そんなに素晴らしいエライ人間でもない私が(けっこう、ええ奴だとは思っているけど)今できることを精一杯しよう!
好きなことを楽しんで精一杯!!と思います。

SPTが終わった直後に私をよく分ってくださっている児童英語講師の先輩が私をみて、「さっぱりした顔してるわね~。」とおっしゃったのですが、セミナーを受けて帰るころには、余分なものがとれて、ふっきれた自分がいました。

さっぱりしました!!とりあえず一つ目の大きな迷路は抜けて、草原に出てきた感じです。多分これからもいくつもいくつも迷路は抜けていかなきゃならないと思いますが、それはまたそのとき悩むとして・・・。

この迷路を抜けるに当たり、何人もの児童英語講師の先生方にお話を伺いました。ありがとうございます。大海原にこぎ出でていたのは一人ではありませんでした。Masumi先生のように灯台となってくださる素晴らしい先生もいらっしゃいました。私が英語を始めていちばんえられたものは、素晴らしい先生方との出会いです。熱心な、同じように子供に英語を!と考えておられるお母さんたちとの出会いです。これからもきっと素敵な出会いが沢山あると思います。楽しみです。





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Last updated  2004.07.13 04:55:07


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Asaちゃん@ お久しぶりです~!! セコセコまちこちゃんさん コメントあり…

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